内容説明
お金がなくても、誰でも幸せになれる!
給料の9割を寄付する。資産は中古の車1台のみ。
ムヒカ氏との質素な生活の末に辿り着いた
人生に最小限必要で、最高に価値あるものとは?
「世界でいちばん貧しい大統領」として有名になったウルグアイ前大統領ムヒカ氏。
彼と長年付き添っている妻のルシア・トポランスキーに女性エッセイスト・有川真由美がインタビュー。
ムヒカ氏とのなれ初めから、物を持たずに幸せになるということ、お金との向き合い方など誰でも
幸せになるヒントが盛りだくさん。持たない暮らしの幸福論。
【内容】
・働けば働くほど幸せから遠ざかる
・生きる意味は近くにある……
・ゆたかになっても幸せにはなれない
・「~したい」が人生を変える
・暗い側面を見ることは悲観的ではない
・スーパーで人生は買えない
・愛のないものを欲しがってはいけない
・人生に少しだけ花の種を置いていく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりやまたけよし
22
忙しい人向けに書かれてます。たまには息抜きでもして見てはどうですか?的な本でした。2017/09/01
布遊
20
11ポストイット。有川さんの本は今まで外れがなかったため手に取った。世界一貧しい大統領と呼ばれた、ムヒカさんの妻ルシアさんのことが知りたくてたまらなかった有川真由美さんが、ルシアさんを取材し、「幸せに生きるために必要なこと」を教えてもらった。ルシアさんと言えば、裕福な家庭を飛び出してゲリラの一員として戦った人。長期に渡って刑務所に入っていた人・国内で最も人気のある国会議員になった人・ファーストレディーになった人である。*どんな人でも、どんな場所でも、かならず生きる意味を見つけられる。2018/04/24
スリカータ
12
世界で一番貧しいと言われたらムヒカ大統領はひところブームになり、私も関連書籍を読んだ。本書はムヒカ大統領夫人のルシアさんを取材した本である。恐らくは、短時間の取材だったと思われるが、少ない会話から著者の想像力で言葉を補い、解釈を加えて書いてある。政治活動の同志として、ご夫婦は風貌も雰囲気もよく似ていると思う。生き様が滲み出るのだ。2024/09/11
Kenji Nakamura
7
隣人に興味をもちなさい! 一人も知らないし、興味をもつ気になれなそうです。2019/09/01
酢豚
5
ムヒカさんやルシアさんに興味があったけど、また別の本を探そうと思う。ルシアさんについて紹介されたモノは多くないので、その点は良かったけど…。「~かもしれない」「~に違いない」があまりに多くて、筆者の推測を読まされているだけの気がしました。2018/03/27