内容説明
剣術を教えて生計を立て、幼馴染みの友江と仲睦まじく暮らしている藤次。ある日、同心の新之助が、いつものように事件を持ち込んだ。通り魔に殺された浪人の懐に、奇妙なものが入っていたらしいが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
129
浪人・岩城藤次「江戸裏抜荷記」4巻。3巻で終わってしまうのかと思ったが、藤次さんと友江さんの江戸でのの生活ぶりと、新たな事件に巻き込まれていく藤次、事件は一様の解決を見るが、藤次を慕っていたが友江の為に身を引いたお京さん不幸な道に進むのか?次巻が待たれる。2015/01/30
ベルるるる
22
新之助~!!前作でせっかくイイ男だと思ったのに・・・。やっぱりダメだ。お馬鹿な浮気男のままだった。面白いのはこの新之助がお馬鹿だったって部分だけかも。前作で、読者が感じていた藤次の謎は全て解決してしまったせいか、今作は無理矢理、江戸に戻った藤次を活躍させなきゃ・・・って内容に思える。2017/09/01
goodchoice
5
久しぶりの第4巻だが、話の筋立てが回りくどく読んでいて、ちょっとイライラさせられた。小杉さんにしては歯切れの悪い一作であった。まあ、誰でもいつも傑作をかけるわけじゃないから、まあ、いいか。2015/02/12
めにい
5
必然性がなくなった藤次に探索をさせるためにはこういういきさつがなくてはならないということはわかる。が、これを続けるのはちょっと無理があるなあ。と思ったら最後に意外な二人が登場。陽の当たる藤次と友江に対する陰の二人ということか。物語が長引きそうな予感。2015/01/28
犀門
1
No.170★★★★☆所々に推理が飛躍してる所もあったけど概ね楽しめた。2018/10/04