内容説明
諜報課工作員の榊冴子がコンゴの襲撃現場で見たカラシニコフ銃は、どれも中国製の不正コピー製品だった。中国の武器製造会社は今、どのように金を集めているのか。地下世界の実態を調べ上げ、揺らぐ共産党支配下の大国の急所を狙うべく、闇を駆ける日本人エージェントたち。彼らが見た現実とは。人気シリーズ第2作。
目次
プロローグ
第一章 武器の不正輸出
第二章 闇銀行
第三章 アフリカの現実
第四章 中国外交部長夫人
第五章 情報戦
第六章 工作
第七章 罠
エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳乃
35
なんだか話に集中できないくらい、あっちにいったりこっちにいったりと疲れた。まとまってる様でまとまってないのか?まぁ、最後の崩壊は爽快だったけれど、再読はないかな。2016/09/14
koba
28
★★⭐︎⭐︎⭐︎2021/01/14
おいしゃん
23
第一弾の興奮はどこへやら…相変わらず話は壮大だが、特にハラハラする場面もなく、著者自身の中国・韓国・ロシアへの不平不満を登場人物に語らせました、という感じに終始。2021/05/24
幹事検定1級
23
アフリカに進出する中国、そして自国の大気汚染・水質汚染に日本の技術を欲しい中国を舞台とした諜報員を描いた作品。濱さんの警察、スパイ、諜報活動の作品は実に読みごたえがありますね。2018/08/17
tengen
22
警察庁諜報課・榊冴子シリーズ2。 武器の不正輸出ルート、大気汚染除去装置、水の浄化装置の技術保全、健康を無視したウラン採掘 ベトナムに対する原発輸出。 諜報課チームが共産圏の野望を叩き潰す。2022/11/14