内容説明
巨大軍需会社〈大島産業〉との抗争から4年──。達也は平穏な暮らしを送っていた。が、フリーのルポライター・加藤に誘われ返還間もない沖縄に向かったことで、運命の歯車はふたたび動き始めた……。加藤が何者かに拉致され、達也の脳内に眠る人格「メギド」が目覚めたのだ。加藤が追っていた米軍の恐るべき秘密とは? 達也と米兵たちの死闘の行方は? 『傭兵代理店』の著者が描くシリーズ第2弾! 文庫書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
爺
1
1巻目を読んだ時にも感じたのだけど、前半はそれなりに面白いのに、終盤で風呂敷をたたみ始める辺りから急に陳腐になるなぁ……。喜怒哀楽や恋愛が書き割り化し、プロットの収束のタメだけの物語になってしまう。また、1976年が舞台なのはいいのだが、地の文の随所に「現代では~」や「この時代には~」などと2011年(刊行年)視点が入り込むため、毎度毎度雰囲気を台無しにしているし、執筆時から俯瞰した蘊蓄も邪魔。そしてその「現代」も3年前ということで、既に古びた印象。長く作品を読んでもらいたいとは思っていないのだろうか。2014/10/23
香
1
前作の4年後の沖縄。ルポライターの加藤が米軍に拉致され、達也たちも巻き込まれて行きます。達也が頑張りました。束の間でも達也に平和な日々を!達也たちに移植された脳の元持ち主も少しずつわかってきて、次回作が待ち遠しい!2011/12/07
Tomomi Yazaki
0
A級 何かの拍子に次々に現れる達也達の隣人。なんか、どろろの逆バージョンみたいだ。
jona
0
まあまあ、退屈なうんちくあり2012/06/11
トールマン
0
○2011/12/05