角川文庫<br> 聖なる黒夜(上)

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角川文庫
聖なる黒夜(上)

  • 著者名:柴田よしき【区分表記なし】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • 3連休は読書を!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043428083

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内容説明

東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟……それが10年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく。ベストセラー「RIKO」シリーズから生まれた究極の魂の物語! 上巻に本書サイド・ストーリー「歩道」を書籍初収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森オサム

86
上巻読了。著者初読み。これは凄いぞ、良い意味でも悪い意味でも。昔良く読んだ初期の高村薫を思い出す雰囲気あり。本作はヤクザがらみの警察小説であり、男性同性愛者がメインの恋愛小説でもある。ミステリーとしても先の読めない面白い展開で、上巻ラストで本作の主題がやっと出て来た所。今の時点では絶対的におススメしたい作品、下巻に超期待。と言いたいが、個人的にどうしてもBL小説ってのがダメなんだよなぁ。全く理解、共感出来ないので、精神的にとてもキツイ。ただ、そこに耐性や理解のある方は、こんな傑作読まないと勿体無い、是非。2019/03/19

タックン

80
再読。(松本清張賞)受賞のベストセラー(RIKO)シリーズから生まれた物語。表向きはヤクザの幹部の殺人事件捜査の刑事物語。その推理だけでもいろんな謎・疑惑があり面白い。 でも容疑者の1人に担当警部がかつて逮捕した山内という青年がいて再び出会ってそこから・・・・。 とにかく面白くて一気読みしてしまう。2019/05/19

ずっきん

78
くっそ! なんだこれ!? 面白すぎて徹夜してしまったじゃないか。しかも上巻のまだ途中で号泣するってどういうこったい! 男妾あがりの企業舎弟、練と、天才と評される捜一の警部、麻生。二人の生きざまを分厚く綴る骨太警察小説。いや、ノワール? ミステリ? それとも恋愛小説か? ツボ要素が多すぎてクラクラする。ちゃんとした感想は今書けそうにないので、とりあえず韮崎ーーー!と叫んでおく。興奮の坩堝と化したまま下巻へ。2018/10/12

🅼🆈½ ユニス™

77
古本屋で分厚いと言う理由だけで手にしたのに、こんな素晴らしい作品だったとは❗宝くじを当てたような感じ🎵メチャメチャ面白いので下巻に飛び付きます❗2018/01/15

ワレモコウ

75
「所轄刑事・麻生龍太郎」の数年後。ヤクザの幹部、韮崎がホテルで殺される。バイである韮崎の愛人の一人に、山内練が居た。練は、10年前に麻生が強姦未遂事件で取調べをした男だった。韮崎を殺した容疑者は多数に渡り、練もその一人。練の屈折した心に麻生も翻弄されながら犯人を追う。最初の方は少し読みづらかったけど、1/3過ぎたあたりから読むペースが加速した。BLは興味が無く戸惑いもあったが、性別を超えた登場人物の心に、こちらまで翻弄される。事件も面白い。下巻へ。2020/09/29

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