内容説明
サキュバスにも穴はあるんだよな……。
サキュバス王――それはかつて性の理想郷を作り上げた魔族の名。
シーラ姫の護衛をこなし、大規模テロをなんとか鎮圧することに成功した晴久たちだったが、「国内に封印された最後のパーツが奪われる」という予言によって事態はなお好転しない状況にあった。
事件の裏で封印されてしまった十二師天の童戸手毬、相馬千鶴。
運命操作、未来視という最強のカードを失った退魔師サイドは、そのパーツの護衛に、もはや十二師天にも匹敵する実力を備えた晴久たち一向を派遣する。
テロリスト、アーネストとの絶頂司法取引によって、セックスアルカディア再建という恐ろしい目論見も明らかになったなか、サキュバスパーツ争奪戦は、もはや人間界の問題を超え、神族・魔族の問題にまで発展していた。
サキュバスパーツを取り込み、再び晴久たちに立ちはだかるアンドロマリウス。
晴久チームを補佐するために派遣された魔族・ゼパル。
ショタ化する島の人間たち。
そして現れるサキュバス王――。
いま日本が所有する最後のサキュバスパーツを巡り、種族の壁を越えた争奪戦がはじまる――！
※「ガ報」付き！
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
32
【BW】今回も安定してヒドイ（褒め言葉）。表紙の黒ギャルが仲間になったり晴久がショタ化したりとドタバタするなか、晴久への好意を隠さなくなったヒロイン3名が欲望全開で暴走したり、黒ギャルやお互いに嫉妬してバチバチする展開が実に楽しいな。さて、サキュバツパーツが殆ど出そろったし、現れたサキュバス王の正体が判明して、クライマックスも間近なのでしょう。とはいえ、まだまだ陰謀が巡らされているようで、次回は晴久たちにどんな災難が降りかかるのか。続きが楽しみです。2021/12/22
こも 零細企業営業
26
サキュバスの名前がアザゼル？あのアザゼルさんですか？関西弁のオッサンってイメージだったのに美女かよ。。完全に想定外。しかもパーツも口、子宮と２つも追加。それを宿す古谷はどうなってしまうのだろうか？インキュバスになるのかな？でも、絶頂は神側なんだろう？なんか名前と実態が一致しないな、、いや、下ネタ全力全開のこの作品なら全く問題無いか！深く考えたらダメだな。今回の怪異は古谷がショタになってヒロイン達が大暴走。特に楓が昔やってしまった婚姻届を再びするのが地味に怖いw法律的にって言っても古谷くんは年齢的にダメだろ2021/12/17
sakadonohito
10
以前に途中まで読んで放棄していたのを再開した。とてつもない強敵に襲われる。若干終りが見えてきた感じ。烏丸(ギャグ要素)の出番や活躍が少ないとただの中2エロ妄想ファンタジーになってしまいますね。2023/06/29
ご主人様見習い
9
主人公がショタ化。幼くなった主人公を周りの女の子達がお世話するのかと思ったけど、バトル中だったんでそんな日常展開は無し。 話的には最終章あたりに来ているらしい。2022/01/21
ＥＮＤ
9
精神世界だったらなんでもありだと思ってます？さすがに“直に”はマズイでしょ～！ラスボスチックな敵も出てきたけど、作品的にやっぱりイカせ合いになるのは仕方がないのだけど……。物凄くアホな『北斗の拳』っぽい倒し方には唖然！ショタ化による女性陣の反応は面白かったけど、ああいう流れのエロ漫画読んだことあるんだけど。今回満足のイクお馬鹿さだったと思う。褐色属性はないが、明るいギャル系は好みなのでゼパルのビジュアルは今までで一番好みだった。告知の『淫魔追放』見付けたら買っちゃうんだろうな～！2022/01/05
