内容説明
芝井結二、28歳。彼の家に、かわいい姪っ子JK・絵里花が通うようになって、はや数ヶ月。
夏休みに差し掛かった絵里花にねだられ、海へ行ったりお祭りへ赴いたり。
やれやれ、と姪のわがままに振り回される日々の結二。
一方の絵里花は、役者としての再起について、悩みを抱えていた。
「過去の栄冠にすがって、なにもせず返り咲けるほど、甘い世界じゃないと思うぞ」
早く大人として見てもらいたいと焦りを抱くようになった絵里花は、自分がなにを成すべきかを決めて自ら行動を起こす。しかし……。
姪と叔父が織りなす優しい“純愛”の物語、その行く先は――
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
かわいい姪っ子JK絵里花が結二の家に通うようになってはや数ヶ月。夏休みに差し掛かった姪のわがままに振り回される日々を送る第二弾。サ行企画やSUGASYUNの動画編集仕事に関わりつつ、絵里花やなつきと海にいったり、浴衣姿の絵里花と夏祭りに行く結二。一方、役者としての再起について悩みを抱える絵里花。意識して比較してしまうがゆえに、早く大人になりたいと願う思いが焦りにも繋がりましたけど、そんな彼女のために奔走して真摯に向き合う結二がいいですね。そんな二人がこれからどうなるのか、その続きをもっと読みたかったです。2021/11/11
まっさん
22
★☆ 決して結ばれるはずのない「叔父と姪」による禁断の恋物語第二弾。 あとがきでもあったように事実上の打ち切りエンド。個人的に終わり方もあまり納得がいかないというか、作者はある程度しっかりと着地させられたという割にはもやもやとした気持ちが残ってしまい、強い消化不良感を覚えてしまった。 この巻数で終わると決まっていたならあのキャラクターの秘められた恋心などを持ち出してくる意図も見えないし、結局叔父側の気持ちが宙ぶらりんのままなところも残念。 商業誌の宿命だというのは重々承知しているが、もう少し明確な終わ→2021/12/01
ひぬ
19
叔父と姪の半同居生活を描いたシリーズ第2巻。海へ行ったりやお祭りなどのイベントもあり、二人の関係性を満喫できましたが、ある事情もあり、今回は割と薄味な気がしました。あとがきを読むといわゆる打ち切りエンドではありますが、割り切った感じの終わりには好感が持てました。エリの過去との決別、そして選んだ道はとても良かったと思います。2022/02/01
sao
12
読了。 終わっちゃったよ。 もっと二人の物語を読みたかったです。 実質夫婦みたいなものなので二人のイチャイチャもっと見たかったぞ。2021/11/14
サケ太
11
叔父と姪の関係性、それはどのように変化するのか。もどかしい二人の感情の着地はどこに行くのか。非常に楽しみだったが、なかなかに残念。次回作を待ちたいところ。2021/11/23