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内容説明
その者は、2メートルを超す巨体であった。左腕が右腕よりも12センチメートル長く、強弓を引く事が出来た。友を愛し、馬を愛し、大自然に心震わせる情熱の男。その名を「源為朝(みなもとの・ためとも)」という――。史上最強の弓の名手「鎮西八郎為朝」を中心に、火の大地・九州を、弓弦アクションを、類いまれなるドラマを活写する! 『たまゆら童子』の佐野絵里子による初の長篇、始動。さまざまな画材を使って、まるで絵巻物のような画面を作り上げる手腕は見惚れてしまうほど。人気の連載作品がコミックスにまとまりました!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なた5963
3
平安末期の武将、源為朝の漫画。体が大きく、左腕が右腕よりも4寸(12cm)長い。ゆえに誰よりも弓を引くことが出来る強弓の使い手。為朝の体躯に耐えてくれる馬がいないとか、5人がかりでやっと張れる弓を使用したり。変なところでは噂の美女を覗き見に行ったりなど、やたらと漫画っぽいキャラだなとか思ったが、本当にそういう人物らしいw(子供っぽい性格は作者によるものだろうけど)惹かれる設定やキャラだが、それ以上に絵巻のような絵柄がなんともいえない感じに合っていて引き込まれますよ。2009/09/17
ミスト
2
為朝主役の珍しい漫画。女性作家らしさが出ている気がする。
うぇす
2
絵柄が可愛いんだけども、ストーリーで締めるとこは締めてあってすごく好み。日本全体の騒乱を描くのか、主人公周囲の動きだけを追うのか。これからどういう視点で物語が進むのか楽しみ。2011/08/20
てんてん(^^)/
2
平安時代とは、また変わったところに目をつけたな~。確かに華やかな平安朝絵巻と荒々しい軍記物語が同居して一粒で二度美味しいわけだ。素朴なタッチと奔放な主人公の気性が見事にマッチしている。作者は馬が好きなんだなあということもすごく伝わってくる。規格外のサイズ、規格外のハートを持った為朝が、平安の世をどう駆け抜けていくか、今後が楽しみなシリーズ。2009/09/25
うささ
0
絵がクセあるな~と思ったけど、さらっとあっという間に読みました。2巻も出てる?買う!○2013/03/05