内容説明
魔王領に追放されたが逆に超重用されることになったトールは、相変わらず勇者世界のカタログを参考(?)に、超高機能の布や枕などマジックアイテムを作りまくる日々。
そんなトールを見捨てたあとにも利用しようと帝国が接触を試みる!
だが、トールはある決意をつきつけ返し、更には魔王のために巨大で凶悪な魔獣を一瞬で屠る新兵器「レーザーポインター」まで開発して……?
平凡なものづくりオタクが楽しみながら軍事の要へ大進化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
10
今回作ったのは普通に戦闘用でびっくり?もし帝国と戦争になっても射程と火力でなんとかなるかね?魔王剣のレーザーブレードは正直宰相案の方が好みではあるのだが、近距離しか使えない以外は最強の力に射程距離を伸ばしたら最強よね?wって感じで雑に強いって割と好きよ。聖剣も似たようなスペックを持っていたが実用時間があまりにも少ないのがネックで思った以上に帝国弱くね?と思えた話でした。公爵家があれだと皇族すら愚かなのか…となったのが残念だったな〜本当の目的は姉の為とはいえあれも本心なんだろ?としか思えずもうダメダメ 2022/02/24
T
5
魔王領に追放されるも、生まれ持ったスキルと発想から超重用されることになったトール。今日も今日とてものづくりに励む中、帝国も動き出し・・・。勇者超えアイテムの作成を夢見るトールのものづくり生活、第二弾。魔王領と帝国。新種の魔獣討伐をきっかけにそれぞれのトールに対するスタンスが明確に描かれる今巻。今回もカタログを基に創造されたアイテムのビックリ効果が今回も楽しかったです。不穏な気配の帝国やそれに対する魔王領の動きなど、 次巻も楽しみです。2021/09/23
ちゃか
3
トールが今回もいろんなアイテムを作り上げて。 あまり人前に出てこないとされていた羽妖精たちとの信頼関係を築き上げていたのはお見事。そうやって紡いだ縁が、新しい出会いにつながるかもしれませんが……どうなるんでしょうかねぇ。2023/02/16
マック
1
今回は魔獣討伐という大きいイベントが発生するのですが、まさかの発明で当世の軍略の根幹を揺るがすような成果を上げてしまう主人公が面白い。 また、主人公を追放した帝国では不穏な動きが起きているので、今後の流れに期待したいところです。2021/09/18