講談社ラノベ文庫<br> 日本語が話せないロシア人美少女転入生が頼れるのは、多言語マスターの俺1人 【電子特典付き】

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講談社ラノベ文庫
日本語が話せないロシア人美少女転入生が頼れるのは、多言語マスターの俺1人 【電子特典付き】

  • ISBN:9784065227688

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内容説明

高校二年生の鏡伊織は、特に目立つ事のない男子生徒。
学年のアイドルと名高い双子の姉の詩織とは折り合いが悪いため、一部の生徒からは嫌われている。
通訳のアルバイトをしている伊織だが、複数の言語を話せる事は、伊織の“自覚する”数少ない特技だ。
そんなある日、アパートの隣に住む女性軍人が、急にロシアから里子――クリスティーナを引き取ってきた。
日本語が話せない彼女にとって、周りで頼れるのは伊織だけ。
そしてクリスティーナと関わる中で伊織のハイスペックぶりが明らかになり、周りを見返していき……!?
『ヨリにはいつも、助けられてばかりで……すごく感謝してる』
「小説家になろう」の人気作、待望の刊行! コミカライズも決定!

電子書籍には特典としてカバーイラスト・書き下ろしSSを収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

35
人気者の双子の姉・詩織と折り合いが悪く、家を出て一人暮らしをする高校生・鏡伊織。ある日、アパートの隣に住む女性軍人が里子にしたロシアから来たクリスティーナと同じ高校に通うことになる青春小説。基地で通訳のアルバイトをしている伊織が日本語が話せないリーナに頼られるうちに、だんだんと変わってゆく周囲との関係。伊織を慕い小動物みたいに可愛いリーナも頼るだけの存在ではなくて、イベントをこなす中で信頼できる友人も増えてきて、それが面白くない姉の暗躍を跳ね除けてみせる展開はなかなか良かったですね。これは続巻に期待です。2021/06/30

ひぬ

21
家族との折り合いが悪く、実家から離れて暮らす主人公・伊織。隣人がロシア人の里子・チーナを引き取ったことにより、彼女の世話をすることになります。今までの経験によりロシア語を話せる伊織は日本語を話せないチーナに頼られながらも、彼女と接するにつれて、学校での立ち位置も少しずつ改善されていきます。チーナがとても可愛く、挿絵が素晴らしかったですが、主人公があまりにもハイスペックなのは少し引っ掛かりり、流石に彼の設定を盛りすぎだと感じました。双子の姉・詩織との(あまり説明されていない)いざこざもあるので、続きに期待。2021/07/15

nishiyan

19
学園のアイドルである双子の姉・詩織と折り合いが悪く、母から疎まれて育った高校二年生の伊織。語学堪能な彼が親しくする女性軍人のアンジーから日本語が不自由なロシア人美少女のクリスティーナ(チーナ)を託されたことから始まる学園もの。二人の甘いラブコメを想像したのだが、母と姉との対立が物語の大きな軸になっているが興味深い。チーナとの交流は甘く、癒すものであり、彼女のちょっとした仕草の愛らしさは格別。守るものができた伊織の元に集う仲間たちがまた好感の持てる人ばかりなのが良い。どう反旗を翻すのか。次巻が楽しみ。2021/07/14

オセロ

18
題目踊りの鏡伊織とクリスティーナの青春ラブコメ。伊織しか頼る相手がいないとはいえ、最初からクリスティーナの好感度が高すぎて、ゆっくり恋心を育てていく様子が読みたかった自分には合いませんでした。また、伊織のことを嫌っている伊織の双子の姉の詩織の小物っぽさが半端なかったですし、母親が伊織を憎んでいる理由は逆恨みのような気がしますが、伊織が計画している復讐には興味があるので次巻までは読んでみようと思います。2021/07/02

真白優樹

13
アイドル活動に励む双子の姉と母親と敵対関係にある、語学が得意な普通の少年がロシアから来た少女と出会い、始まる物語。―――乾いた心に火を灯せ、守るべきものを守る為に。 何処かビターな要素が強く、割とハードめな展開もある中に、心許せる存在が出来、どんどんと心近づけていく甘さがある物語であり、ビターがあるからこそ今後を楽しみにしたくなるかもしれない物語である。果たして、世界へと突き付けた反逆の牙は獲物を噛み砕けるのか。振り上げた拳はもう降ろせない、なればこの先どうなるのか。 次巻も勿論楽しみである。2021/07/06

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