富士見L文庫<br> かくりよの宿飯 十一 あやかしお宿の十二ヶ月。

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富士見L文庫
かくりよの宿飯 十一 あやかしお宿の十二ヶ月。

  • ISBN:9784040736600

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内容説明

あやかしお宿「天神屋」の大旦那に嫁入りした葵は、大女将見習いとして日々を送っていた。祖父が隠したお宝捜しや、大旦那の現世への出張。そんな何気ない毎日の続きに、桜の季節がまた訪れようとしていた――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

71
2020年12月富士見L文庫刊。書き下ろし。シリーズ11作目。12編の後日談と番外編。その後のかくりよ世界と現世のあやかしたちのお話。本編を補間する話も出てきて、締めとしても、ふさわしい内容です。律子さんが亡くなり、かくりよ世界の人間のはかなさが哀しかった。2021/02/23

かんけー

66
読了♪久し振りのかくりよの宿飯短編集(⌒‐⌒)♪「あやかしお宿の十二ヶ月」と題し、ヒロイン葵が夕がおであやかし達に料理を振る舞いながら、春夏秋冬若旦那や銀次さんとのほんわかエピソードを披露する。印象に残ったエピは「天神屋の幽霊事件」お帳場長の白夜さんの優しさが沁みる~(⌒‐⌒)「噂の美女」天狗の羽鳥さんめでたいw(⌒‐⌒)→その続編「朱文天狗の事情」羽鳥さんお見合い事情♡「律子さんへ」今回一番の推しエピ!葵と律子さんの関係に落涙(ToT)巻末小説もパンが食べたくなる好編♪面白かったです("⌒∇⌒")♪2020/12/30

はなりん

64
その後のお話。概ねほのぼのとした日常。オールスター総出演。大旦那さんの天然が増してなんか幸せだなぁって感じがして良い。もう少し2人のラブラブした感じも見たかったなぁ。2021/02/21

よっち

57
隠世をめぐる激動の日々を乗り越え、あやかしお宿「天神屋」の大旦那に嫁入りした葵は大女将見習いとなり活躍する毎日。周囲の後日談も描かれる十二の短編集。祖父が隠したらしいお宝を探したり、ライバルお宿「折尾屋」とコラボをしたり、大旦那が現世に出張したり、春日やキヨの夫婦のことだったり、二人のその後や天神屋の人々、結婚した夫婦たちのエピソード、など気になっていたその後のエピソードが満載で、葵たちはもう少し進展してるかなと思ってましたけど、やる気のある葵をイキイキと応援する大旦那はこれはこれでいい夫婦関係でしたね。2020/12/14

hirune

49
【Kindle】かくりよの宿飯の後日談。葵がすっかりあやかしのおっかさん然として活躍してたり、誰ぞが超美人な嫁をもらったり、悲しい別れがあったりバラエティにとんでました。というか、謎めいた常世の実態とか隠世の地下の毒素を上手く取り払えるか?とかまだまだお話のタネになりそうな要素がいっぱいでもっと続けられそうなのにな〜😅それはまた別のお話しなのかなぁ?2021/01/09

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