ガガガ文庫<br> プロペラオペラ 3

個数:1
紙書籍版価格
¥704
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ガガガ文庫
プロペラオペラ 3

  • 著者名:犬村小六【著】/雫綺一生【イラスト】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 小学館(2020/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094518733

ファイル: /

内容説明

慈愛の癒やし系美少女リオ、艦長に就任!

極東の島国・日之雄。
その皇家第一王女・銀髪の美少女イザヤは今年20才。
同い年で幼なじみのクロトは、10才の時にイザヤにとんでもない“狼藉”をはたらき皇籍剥奪された曰く付き。
しかしふたりは今、第八空雷艦隊司令官とその、超キレ者参謀として国民の人気を独占する!互いを意識しているくせに素直になれないイザヤとクロト。
そのふたりを姉のように、母のように見守り癒やしてくれる皇家内親王リオにも大きな転機が。
第一飛行艦隊旗艦「村雨」艦長への就任である。リオにとっては、とても寂しい、イザヤとクロトとのしばしの別れ。しかしリオには、彼女のためならいくつでも命を捨てたいファンもとい乗組員たちがついている!
「みんなで生きて帰って、パーティーしようね!!!」
一方、敵国ガメリアでは、クロトの仇敵カイルが政府金融顧問にまで昇り詰め、次期大統領の座を射程に捉えた。そして、それを阻止せんとクロトの「切り札」を携えた青い目の美少女スパイ・ユーリが体を張って本気を出す!!

ファン待望の犬村小六真骨頂「空戦ファンタジー戦記」、スケール&面白さ盛り盛りの感動第三幕!!

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

76
3巻に入っても内容にどっしりと厚みがあり、読み応えを感じる。戦争やっているのに、いやだからこそか?悪ノリパートに気合いが入って楽しい。クロトがイザヤとリオの入浴を盗撮しようとするくだりは馬鹿馬鹿しくも可笑しいし、ましてや赤道祭のコスプレ。なるほど、それでこういうカバーイラストで、帯の惹句が「祭りだ!!!!」だったわけね。前半のお気楽さがあるからこそ、艦隊戦が白熱。これまで以上に苛烈を極める戦闘描写があるし、展開も身を切られるごとき辛さ。敵の司令長官が冷静沈着で賢いのも盛り上がる要素。次巻が早くも気になる。2020/12/31

オセロ

41
表紙のイザヤ様はそういうことでありましたか。水着に温泉とサービス回かと思いきや、そんなことは当然なくて。クロトとイザヤ達と別れ、飛空船艦「村雨」の艦長に就任したリオ。そうして迎えたソロモン海空戦では日之雄を見下さないシアーミスとの戦闘ということで今まで以上に緊張感のあるもで、リオが日之雄を如何に愛しているかが伝わってきて、「姫様ー!」「殿下ー!」と叫びたくなります。その一方でガメリアで暗躍していたユーリがピンチに陥ったことで続きが気になるところです。2023/04/29

よっち

41
艦隊再編で第一飛行艦隊旗艦「村雨」艦長への就任することになったリオ。一方、錬金術で空を埋め尽くす艦隊作り上げたカイルが、次期大統領の座を射程に捉える第三弾。リオとの別れを惜しむ船員たちの馬鹿騒ぎだったり、ノセられてでコスプレしてしまうイザヤさんや閣下が見せる内心の葛藤は微笑ましかったですけど、イザヤを手に入れるためにあそこまでやるカイルの思考もヤバいし、真っ向からでは勝てない相手にどう戦争を終わらせるのか…いやこれは辛い戦いですね(先生信じてますよ!)。そしてユーリはどうなってしまうのか…続巻楽しみです。2020/12/17

星野流人

39
表紙は一体何事かと思ったら、ノリノリでコスプレを楽しむ白之宮殿下であられましたか。これまでずっと同じ飛行艦で戦っていたリオと別れ、イザヤ、クロトは新型飛行駆逐艦「東雲」へ。そして迎えたソロモン海空戦は、今までとはまた違った緊張感のある戦いでした。イザヤたちと別れて行動するリオの、国のための献身的な行動には鳥肌が立ちます。姫様、どうか。空戦の模様は今までと違い、日之雄を舐めていない冷静な将官シアースミスが相手とあって、最後の最後まで手に汗握る激戦でした。読んでいると兵たちと一緒に姫さまーと叫びたくなる作品2022/02/20

ナギ

33
相変わらず前半と後半の熱さが全く違いますね。戦力差があり過ぎるので奇襲を余儀なくされるが、今回の相手は強かでした。全て先回りして予見してくる。リオの戦死という結果をどう受け止めてこれからに繋げていけるのか。まだ生きている可能性には賭けたいが。ユーリもピンチになっていたり、あまりにも戦力差がありすぎて戦略を練るのも大変だなと感じる。2021/03/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16827825
  • ご注意事項