内容説明
友人キャラよ、永遠なれ。
最終決戦目前。
ソロモンと化した阿義斗によって、龍牙が能力を封じられちまった！
やむなく俺は「代理主人公」をつとめることになるのだが……きたぜパワーアップイベント！
お袋いわく、鬼には秘められた能力があるらしい。
それは、口づけした相手から異能を借り受ける力で、人呼んで「窃吻」――っておいコラ、なんだそのトラブルの予感しかない能力は！
龍牙と四神ヒロインズ、あと三姫まで俺を睨んでるから！
これ、ハーレムラブコメ主人公しか許されないやつだから！
――最後まで、笑って泣いて、熱くなれる最強助演コメディ。ここに堂々完結！！
※「ガ報」付き！
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
20
友人キャラ小林の物語も遂に完結。最後の決戦まで小林らしい終わらせ方で良かったです。友人キャラとしての小林の物語はまだまだ続いていくんだろうなと。唯一小林をこえた？のが同じ友人キャラというのも、小林らしい話で良かったです。また、まったり笑える伊達先生の次作に期待したいです。2020/11/29
サケ太
18
遂に最終巻！友人キャラも流石に追い詰められ、選択を強いられる。これまでの経緯もありモテモテな一郎。最終巻らしく、怒涛の展開。色々な積み重ねを消化し、ラストまで持っていくのを面白く読めた。2020/11/20
げんごろう
16
最強助演コメディも遂に最終巻。 友人キャラらしからぬ羨ましい能力にも目覚め、ハーレムここに極まれり。完全に主人公してましたね。そして今更ですが友人キャラって大変なんだなと(笑) 最後の最後までコメディ満載で楽しませて頂きました。 次回作にも期待です！ 2020/11/28
真白優樹
14
最終決戦直前、龍牙が能力を封じられ一郎がやむなく代理の主人公となる中、予想外の方法でパワーアップする最終巻。―――最後まで己の芯を崩さずに。例え世界が混沌でも。これが本当の最終決戦、そして本当の主人公。そう言わんばかりにこれでもかと苛烈な最終決戦の中を主人公よりも主人公として駆け抜ける、初めから終わりまでドタバタしながら一気に駆け抜けていく、頭からつま先まで面白い巻である。ここからの可能性は無限大。どんな可能性もこの道の先に。だからこそ敢えてこう言いたい、友人よ永遠なれ。 うん、とても面白かった。2020/12/09
alleine05
14
完結。いい作品だったなあ。この手の作品でありがちな最初はコメディとして始まった作品が徐々にシリアス色に染まっていくなんてことにはならず、最後までコメディで通してくれて気楽に笑って楽しめて大満足。おかげでどのキャラも好感が持てた。今回は特に阿義斗側の友人キャラ・バエルこと黒川がどこまでも友だち想いな友人キャラだし、いい役割を果たすしで好印象だった。レギュラー陣もベタながら最終決戦前に一人一人（と言いつつ部屋には複数のキャラがいるのだけど）訪ねる場面では、なんだかんだで今までいろいろあったなあと感慨深くなった2020/11/21
