内容説明
「先輩、そろそろ信用してくださいよ私の愛を受け取って下さいよー!」
天音二菜が大好きな先輩こと藤代一雪を振り向かせようと、相も変わらずガンガン迫りまくった結果――。
「天音、行きたい場所あるか?」
塩対応オンリーだった一雪にも変化が。天音にチャンス到来なのか!?
「というわけで! はい先輩! 私たちも手を繋ぎましょう?」
天音は、一雪との手繋ぎデートにお出かけ! 更には一緒に料理、頭ナデナデなど二人の距離は急接近?
そしてトドメとばかりのビックイベント【二菜ちゃんのお誕生日】が発生! 一雪は意外なプレゼントを用意して……。
グイグイ迫る後輩と塩対応な先輩の純愛物語、第二弾!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
先輩の母親にも認められて、相も変わらずガンガン迫りまくる二菜。塩対応オンリーだった一雪と二人で初めてのお出かけをする第二弾。映画館デート、お料理教室やお散歩デートなど、着実に二人でイベントをこなしながら、もはや入り浸り状態でぐいぐい攻めるのに、先輩の相変わらずの塩対応に「もーっ! なんでですかー!!」が響き渡るお約束展開がだんだんクセになりそうです…。ここまで関係を積み重ねて、傍から見るとえ?付き合ってないの?状態でも一雪が頑なに認めないのって、二菜がベタぼれな理由が分からないからなんでしょうね…たぶん。2020/07/13
真白優樹
9
相も変わらず二菜が一雪に塩対応を取られて叫ぶ中、一雪の心境に確かな変化が表れ始める今巻。―――君がいる事が何より当たり前、それは気付かず刻んだ足跡。手つなぎデートで映画館に行ったり、二菜の応援で体育祭で限界を超えて頑張れたり。お前等本当に何で付き合っていないのと言いたくなる甘々とドタバタが繰り広げられる中、一雪が少しずつ二菜に歩み寄る、恋が確かに進み始め世界が音を立てて歩き出す巻である。不穏を齎すであろう男も迫る中、来るべき季節で二人の関係性はどんな変化を見せるのだろうか。 次巻も須らく期待である。2020/07/16
リク
8
二菜の奇行にも慣れてきたのか、読んでて一巻ほど違和感を抱かなくなった。一雪が無意識下で受け入れ始めているのも大きいかな。まあぶっちゃけ美少女にグイグイと来られて好き好き連呼されたら意識しないとか不可能だし。外堀からどんどん埋めていく二菜は策士。合鍵イベントはもう言い訳できないでしょ。でもまだ最初かつ最強のイベント、二菜が一雪を好きになった理由が残っているので、そこで頑なな一雪がどうなるのか。2020/07/24
chirako
6
1巻の頭のネジが何本も抜けたようなキャラ達が織りなす吉本新喜劇が私には魅力的だったので、今回もラノベでは貴重な吉本新喜劇を読むつもりで読んだら2巻は『世界ネコ歩き』だった……。かわいい動物2匹が仲良く暮らすだけの世界ネコ歩き』……それはそれで好きなのだけど、豚骨のラーメン頼んだら和歌山ラーメンが出てきたような私の気持ちは……ラノベでは貴重な吉本新喜劇枠だったのに……あ、ヒロインが1巻よりホントにかわいくて少し驚きました2020/09/11
524
6
☆6↓ 【安定期には入ったが】平凡な主人公が、ある日美少女後輩に告白され、つきまとわれる学園ドタバタラブコメの2巻。よくも悪くもストーリー構成が確立してきたと言えばいいのか、主人公が淡々と事務処理のように受け流すシーンがイラっとしなくもない。その裏でしっかり絆されはじめてきているのはいいことではあるが…。あと絵のクオリティも下がってると思う。胸部パーツに不安を覚える。【お気に入りキャラ:宮藤三月】2020/07/21