講談社ラノベ文庫<br> 転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

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講談社ラノベ文庫
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

  • ISBN:9784065206423

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内容説明

決闘で相手の魔法に見とれてしまい俺は命を落とした――はずが、なぜかサルーム王国の第七王子・ロイドとして転生していた。王位継承権から遠く、好きに生きることを薦められたロイドはおつきのメイド・シルファによる剣術の鍛錬をこなしつつも、好きだった魔術の研究に励むことに。知識と才能に恵まれたロイドの魔術はすさまじい勢いで上達していき、周囲の評価は高まっていく。しかし、ロイド自身は興味の向くままに研究と実験に明け暮れる。そんなある日、城の地下に危険な魔書や禁書、恐ろしい魔人が封印されたものもあると聞いたロイドは、誰にも告げず地下書庫を目指す。そこで出会ったのは、噂通りの恐ろしい――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 零細企業営業

24
魔術に対する無限の情熱と探求心を持つ一人の若者が、前世での後悔を糧に、異世界で転生した王子として新たな人生を歩み、自らの能力を限界まで引き出し、数多くの試練を乗り越えていく物語である。主人公、ロイド=ディ=サルームは、サルーム王国の第七王子として転生し、魔術への深い愛情と探求心を胸に秘めたまま、彼を取り巻く世界と関わっていく。物語は、ロイドが魔術学園での生活をスタートさせるところから始まる。彼は魔術師としての家柄も特別な才能も持たずに、ただ一つ、魔術への強い情熱だけを持っていた。2024/03/31

nishiyan

11
家柄と血筋が重んじられる世界で魔術への飽くなき探究心ゆえに決闘で落命した庶民出身の俺がサルーム王国の第七王子・ロイドに転生して、前世でやり残した魔術を極めるために奮闘する転生もの。魔術に対しては努力を楽しむタイプであり、前世は好奇心で命を落としたのに、今度は相手を圧倒する側に回っているのは爽快感があって楽しい。本人は能力がバレて今の生活が壊れることを恐れているのに、メイドで剣術指南役のシルファ、兄アルベルト、冒険者の中華風少女タオ、使い魔になった魔人グリモには部分的にバレているのが興味深い。続きが楽しみ。2024/04/02

サンゴ

10
研究には投資が必要ですものね2022/06/30

リク@ぼっち党員

8
タイトルが示すように、非常にわかりやすい俺TUEEE系でサクサク読める。魔術にとって血筋と才能が重要な世界で第七王子に転生。魔法が好きすぎて努力を努力と感じない性質のおかげもあってメキメキと力を伸ばしていく。力を隠してはいるが加減が下手なので徐々に周りにも実力を認められていく。実にライトノベルらしい作品だった。王位争いに興味がないので今のところアルベルトしか兄弟が出てきてないけど、他の面々はどんな感じなんだろうか。2020/07/05

真白優樹

7
魔法に魅了され命を落とした男が転生したとある王国の第七王子が、興味と探求心のままに魔法を極めていく物語。―――天才にして天災。嵐はいつも気紛れに。心のままに魔術を極め、本人も気付かぬその無限の可能性と才能が大須藤を巻き起こしていく。そんな一人の少年に振り回されツッコマされる周囲の反応が笑いを誘う物語であり、振り回されながらも彼に注目し様々な謀略を巡らす者達の反応を見ていくと面白いかもしれない物語である。既に多大な注目を受けている王子は、果たしてこれから何処までその才を示すのか。 次巻も須らく期待である。2020/07/04

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