ガガガ文庫<br> 物理的に孤立している俺の高校生活8

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ガガガ文庫
物理的に孤立している俺の高校生活8

  • ISBN:9784094518481

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内容説明

残念系異能力者たちは【好き】を考える。

クリスマスイベントを終え、高校二年、冬休みに入った。
イルミネーション広場で見た高鷲のココロオープンに考えを揺らされながら迎えた新年。俺はみんなと行った初詣で愛河への想いをより一層強くする。
だが、全員が幸せになれる選択肢なんて、どれだけ存在するんだ? 全員が幸せになれないといって、誰か一人以外は幸せになれる選択肢があった場合、それを選んでもいいんだろうか。
高鷲や先輩からの後押しを背に、俺は愛河に想いを伝えるため、デートに誘う――青春未満ラブコメ、クライマックス間近の第8弾。

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんけー

29
読了♪冒頭、えんじゅのモノローグから..業平は愛河に自身の想いを募らせるも?えんじゅのココロオープンを目撃してしまい脳内パニックに陥り、過去のえんじゅとのシチュが錯綜する(^_^;)自分は当初より気配りの業平というキャラがお気に入りで、この作品を何時も楽しみにしている♪ストーリーもいよいよクライマックスに近い雰囲気だと?クリスマスイベントが流れてしまい、業平的に焦りが生じ初詣を人研メンバーでと画策するのだが?えんじゅと顔を会わせれば、毒舌の応酬で処置無し(^_^;)自分は愛河推しなので、展開的に→2020/05/20

ツバサ

17
異能力者という設定がここで活きてくるのかと。業平、えんじゅ、愛河が異能に振り回されて、自分の気持ちに正直になれない状況が非常にもどかしい。次巻で終わりなのが寂しいですが、どうか幸せな結末が待っていますように。2020/05/20

げんごろう

14
激動でした。 クライマックス直前という事である程度は予想してましたが……。 やっと見つけた自分の居場所と大切な仲間。 抱えている厄介な異能力。 そして揺れ動く恋心……。 叶うことならみんな幸せになって貰いたい! 因みにエリアス好きな自分はあの挿絵でやられました。 尊い……。2020/05/23

よちたか

13
前巻からの怒涛の展開に圧倒されっぱなし。正直スタート当初は、露骨な俺ガイルフォロワーくらいの印象だったけど、ここまですごい作品になるとは…作品のスパイス的な要素と思っていた異能力が、主人公だけでなく、2人のヒロインの考え方や生き方にまで大きく影響を及ぼしており、それがこの終盤での各キャラの行動を縛り、絶望的なまでに噛み合わない。だが、異能力の呪いに苛まれながらも、愚直に不器用に真摯に生きようとする彼らの姿は、同時に思春期特有の鮮烈な輝きも放っており、余りに眩し過ぎる。次回、彼らの出す答えが待ち遠しい。2020/05/20

真白優樹

12
クリスマスを終え冬休み、そして新年となる中、それぞれの恋が最後の胎動を始め業平が愛河をデートに誘う今巻。―――幸せなんてどこにある、分からないけどそれでも一歩。 すれ違い、ぶつかり合ってまたすれ違う。異能力が最後まで足枷となり、更に複雑さを恋模様が醸し出す中、最後の恋の駆け引きが始まる今巻。好きだけど、好きだからこそ、それでも。そう言わんばかりに溢れ出す想いが心を痛めつける、心が重く痛くなる、ラブコメ未満の青春が輝く巻である。果たして最後に、彼の、彼女の想いは届くのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/05/19

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