ガガガ文庫<br> 友人キャラは大変ですか?9

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ガガガ文庫
友人キャラは大変ですか?9

  • ISBN:9784094518498

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内容説明

人外でも友人キャラになれますか?

おかんとウチの居候たちがニアミスし、我が家に最大級の悲報がもたらされた。

すなわち、ウチのおかん、小林さつきは“奈落の八傑”の一人であり。
その息子である俺、小林一郎も人外の血を引いていたのだ。

しかも芋づる式に、親父まで人ならざる『鬼』の血族であることが発覚し……!?

「というワケで一郎、あんたは鬼なの」「うぐっ!」
「しかも母親は使徒なの」「むぐっ!」
「ぶっちゃけ人間じゃないの」「おふぅっ!」

もう勘弁してぇ! 鬼はあんたや!(泣)

友人キャラが一気に遠のく、最強助演ラブコメ第9弾!


※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サケ太

23
色々と回収される今巻。正直、マンネリ気味なところもあったので、かなり面白い。まさかの小林家の秘密。おいおいおい。『何でも理由付けしなくたって、お話が面白けれ ばいいじゃないか!』には同意。しかし、それで生まれる因縁や敵の強い理由の補強になるのでおいしい。ナベリウスはもっと引っ張っては良かったのでは。狂人の様に思えた一郎が生産的なこともしていたのだと分かった。魅怨や怜との距離も近づいた印象。ハーレム方向になるのか。もう完全に友人キャラではありえない。クライマックスは近いのか。2020/05/21

しぇん

21
母帰国からの怒涛の展開。小林と阿義斗の出生の秘密が明かされる中、悪魔との戦いはコミカルに進行。主人公のつっこみが冴え渡っていて面白かったです。ただ、仲間が圧倒的に強いので緊張感持つの無理だなと思っていたら最後に驚きの展開。どう続くのか楽しみです2020/05/24

真白優樹

17
一郎の母、さつきと居候達がニアミスし一郎の秘密が次々と明かされる中、敵の侵攻が激しさを増す今巻。―――友人でいたい、脇役でいたい。だけど根底はそれを許さない。 ある意味予想通りだった一郎の秘密が明かされ、芋づる式に阿義斗の秘密も明かされる中、敵の幹部達を十把一絡げと言わんばかりにちぎっては捨てていく巻であり、シズマの母との再会もあり、ほんのり泣かせる要素を出しながらもやっぱりドタバタしている巻である。自分が人外である事を明かされ、まるで主人公のようにヒロインを助けにいく先とは。 次巻も楽しみである。2020/05/19

げんごろう

16
本来なら緊張感のあるバトルが展開するであろう場面ですら、笑いに変えてしまうのが本作の魅力。 今巻も存分に楽しませて頂きました。 魅怨好きな自分としても、彼女のはしゃいでる様子が最高に可愛くて大満足! 次巻も凄く楽しみです! あと一郎、その乳揉み、戒めよ。2020/05/22

ぶなぶな

13
小林一郎の母親は八傑の一人・サツキであり、また父親が『鬼』の血族で、一郎は人間ではないことが明らかになる第9巻。主人公の新情報であるはずだが、特に驚きがない不思議。晴れて友人キャラとかいう無駄な自称が正式にどっか行ったね。今回はそれぞれの仲間が着々と悪魔憑きを処理していく話。程よい脇役が謎の濃さを発揮しながら散っていくこの茶番感が好き。シズマは遂にレイダと再会できてほっこり。ラストでは阿義斗が動き龍牙が攫われてしまい、これは一郎も主人公になるしかないな。まあ母親公認になったりと魅怨の正妻感が半端ないが。2020/06/12

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