富士見L文庫<br> 賽の河原宿・鬼女将日記 この世の果てで、おもてなし

個数:1
紙書籍版価格
¥726
  • 電子書籍
  • Reader

富士見L文庫
賽の河原宿・鬼女将日記 この世の果てで、おもてなし

  • ISBN:9784040736068

ファイル: /

内容説明

卒業と同時に無職住所不定の窮地に立たされた凜。偶然知り合った時雨の旅館で仲居の職を得るが……この旅館、あの世とこの世の境目に建つ死者のための宿で!? 現世の生き地獄より地獄のお膝元で死ぬ気で働きます!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっしー

20
設定としてはよくある感じでしたが、主人がここまでやる気がない…というのは珍しいですね。やる気の無い理由も一応あったとは言えど…自分を見知らぬ場所へ連れてきたにも関わらず、前々からいる従業員との確執にも一切手を貸さず…。普通だったら、懇願して元の世界へ返してもらいたくなるのに、そこを頑張って全てを良い方向へと変えていった水城の手腕というかやる気に感服です。2023/02/16

ひまわり

7
柚葉の正体はすぐに分かりました。「過去は変えられない。変えられるのは未来だ」未来に向かって…。2021/01/10

HASE, Moto

3
三途の川のほとりにある宿場町は、死者達がひととき過ごし、未練を晴らすための場所。ひょんなことから「たまゆら荘」の主人・時雨と出会った凛は、宿の女将となり、経営再建を目指すことになる。 宿の従業員は曲者揃いの訳あり鬼人達。人間を見下す鬼人や鬼とも対等に渡り合い、彼らをして「この人間、鬼だ😭」と言わしめる凛の活躍が痛快。 鬼人達や死者達との関わりの中で、皆が誰かのためになりたいと願い、動いていく。人情味が温かく、楽しい場面も多いからこそ、死者との別れが切なかった。2020/05/02

ひまわり

2
再読。2023/11/04

sion

2
しっかりしてる主人公の水城だと思ってたけどそうならざる得ないような環境にいた。誰かに頼りたかったけどいなかった。そこへ頑張る事を決めた時雨がちゃんとヒーローになってよかった。 生き生きしたキャラクターが魅力的2021/05/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15506459
  • ご注意事項