世界トップティーチャーが教える 子どもの未来が変わる英語の教科書

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世界トップティーチャーが教える 子どもの未来が変わる英語の教科書

  • 著者名:正頭英和【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2020/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065190104

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内容説明

変わりゆく未来に、親が今できること。
この一冊から、子どもの未来をはじめよう。
――出口治明氏(ライフネット生命株式会社創始者/立命館アジア太平洋大学学長)

●重視されるのは、「知識」から「経験」へ。
●育むべきは、「問題解決能力」から「問題発見能力」へ。
●いちばん強いのは、失敗できる子。
●子どもに将来の夢を聞いてはいけない。
●必要なのは「やめる勇気」。

グローバル化により言語や国のボーダーが壊され、
AIが数々の職業を奪うと言われる今。
すでに、これまでの教育・子育ての常識が通用しなくなる時代を迎えています。
自分たちの価値観をベースに、
自分たちが受けた教育を子どもたちにそのまま与えていても、
このAI時代、グローバル化する社会を生き抜いていけるとは限りません。
大人たちはこれまで信じてきた常識のシフトチェンジに対応する必要があります。

2019年、「教育界のノーベル賞」と呼ばれる
「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」トップ10に、
世界150ヵ国3万人の中から選出され、
国内のICT(インフォメーション&コミュニケーション・テクノロジー)教育を牽引する著者が、
未来を生き抜く子どもたちを育てるために、
大人たちはどのように意識をアップデートするべきなのかを説きます。

キーワードのひとつは「英語力」。
テクノロジーが言葉の壁を壊してもなお、英語力を身につけることが必要なのは、
英語学習が、これからの時代に必須の武器となる「行動力」をブーストするから。
AI時代、グローバル社会に耐える「本物の英語力」を
子どもに身につけさせるための学習法もレクチャーします。

もうひとつのキーワードは、まさに「行動力」。
ググればすぐに正解が見つかる時代。
AIに取って換わられない能力として求められるのは、
「学力」よりも「行動力」、「問題解決能力」よりも「問題発見能力」です。
「行動力の時代」にいかに対応するべきか。
親たちが学んだことのなかった実践への提言です。

【主な内容】
プロローグ~AI時代、世界で求められている教育とは
CHAPTER1 AI時代に英語力は必要か?
CHAPTER2 日本の英語教育をアップデートするには?
CHAPTER3 家庭でできる新時代の英語学習法
CHAPTER4 AI時代に生き残れる子どもを育てる
CHAPTER5 AI時代に求められる親の対応力を磨く
エピローグ~AI時代、子育てにいちばん大切なこと

目次

プロローグ~AI時代、世界で求められている教育とは
CHAPTER1 AI時代に英語力は必要か?
・テクノロジーが言葉の壁を壊しても、英語学習は必要か?
・AI時代に必要となるのは、「問題解決」ではなく「問題発見」できる人間
・教育は、「知識」重視から「経験」重視へとシフト
・行動力をブーストするのが英語です
・日本人は「英語ができる」のハードルが高すぎる
・英語力が伸びるタイプ、伸びないタイプ
CHAPTER2 日本の英語教育をアップデートするには?
・AI時代、学校教育は大きく変わる
・2020年度から始まる小学生英語教科化
・受験英語と「本物の英語力」は両立できる
・ネイティブの先生に任せれば安心、ではない
・英語は体育と同じ。実技の一種
CHAPTER3 家庭でできる新時代の英語学習法
・いきなりBBCやCNNを聞いても英語力は上がらない
・最初に始めたい絵本の読み聞かせ
・3つの正頭ルール
・ゼロから始める英単語学習法
・音読は最強の英語学習法
・発表会スタイルでスピーキング力を磨く
CHAPTER4 AI時代に生き残れる子どもを育てる
・大事なのは「新しい選択肢」を作れること
・AI時代に求められるのは、疑問を持つ力=好奇心
・AI時代、「レアキャラ化」が必要になる
・キーワードは時間。大切なのは「やめさせる勇気」
・「何を語るか」ではなく、「誰が語るか」
・家庭で伸ばせる3つのスキル
CHAPTER5 AI時代に求められる親の対応力を磨く
・学歴は不要です。でも勉強は必要です
・「あなたのために言っているのよ」はNG
・「何のために勉強するの?」と聞かれたら
・“見える化”で、子どもの自己肯定感を高める
・「集中力」も「やる気」も最初からは存在しない
・子どもに将来の夢を聞いてはいけない
エピローグ~AI時代、子育てにいちばん大切なこと

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せっかちーぬ

7
再読。付けてあった付箋を中心に読み進める。私は一話完結の「面白い授業」よりも、続きはwebで的な「モヤる授業」を目指している。手元には調べるネタが山ほどある。今や1人一台時代。丁寧な参考書も資料として付いてくる。調べて身に付けて欲しいことばかり。英語学習は、まさにそれ。私達は引き出しに必要項目を詰めてあげることしか出来ない。整理整頓、どの引き出しを開けるかは、本人次第。そこを理解した子は伸びます!最後に英語習得には4000時間必要。100万人に1人の存在になれ、は、藤原和博先生と一致。2021/07/06

TAK.I

3
グローバルティーチャー賞なるもので日本の小学校教師で初のTOP10に選出されたという。日本では馴染みがないが、世界3万人の中から選ばれ、その賞の司会はヒュージャックマンというから驚きだ。優勝者には賞金1億円以上。本書は英語教師にとっては自明のことであるが、小学校教師で英語を教えなければならない者や教師でなくとも、これからの時代における子育てについてもコンパクトに分かりやすくまとめられている。筆者の経験中心ではあるものの、自分にとっては共感できる点が多かった。子どもの視点に立つ必要性を改めて考えさせられた。2020/08/25

ゆうゆう

3
自分が子どもの頃は中学で習っていた英語の内容が、小学校高学年に降りてきている今、英語学習に興味があり、この本を手に取った。保護者目線での学習法や子どもとの関わり方が多いが、AI時代に必要な力が分かりやすく書かれていた。特に、後半の「AI時代に輝く子どもの育て方」は、なるほどと思うところが何度もあった。仕事仲間にもおすすめしたい一冊。もう一度読み直したい。2020/08/10

mi78621

2
英語教育に限らず、ハードルを下げることの重要性を再確認した。著者の一貫した教育観がしっかりと伝わる良書でした。小学校で外国語を教える自分としては、まずは自分が楽しんで英語を学び、積極的に使っていきたいと思います。2020/06/27

ukitama

1
小学校からの英語の必修化に対して、偉い先生たちは、批判一辺倒の傾向。しかし、批判ではもの事、前には進まない。本書で紹介されている取り組みが、広く公立学校も含めて取り組まれることを望みます。2021/02/02

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