ヒーロー文庫<br> 十歳の最強魔導師 7

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ヒーロー文庫
十歳の最強魔導師 7

  • ISBN:9784074412600

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内容説明

古の魔女が学校に転入!? 美少女たちがお祭りで大はしゃぎ! 「がおー! おばけですよー!」可愛いおばけの正体は…?

テテルの故郷、ナヴィラの里での紛争を解決したフェリスたち。
久しぶりに戻った魔法学校では、
近々行われるお祭りの『ヴァルプルギスの夜』に向けて
賑やかな日々を送っていた。
そんな少女たちのもとに、一匹の黒猫が頻繁に姿を見せるようになる。
やけにフェリスにちょっかいを出す黒猫の正体は、
なんと封印から解放された黒雨の魔女だった。
黒雨の魔女はただの猫として学校に紛れ込んでいたが、
校長先生に正体を見抜かれ、変身を解かれてしまう。
あわや一触即発の空気に少女たちは身構えるが、
校長は意外にも、黒雨の魔女に転入生として学校に通うことを提案する。
その言葉通り、黒雨の魔女は「レイン」と名乗って転入するのだが――。


天乃 聖樹(アマノセイジュ):関東在住の作家、シナリオライター。著書に『ネクロマンサー少女』(ヒーロー文庫)、『ファントムアーム』、『スクールガールストライカーズ』など。

フカヒレ:関東在住のイラストレイター。キャラクターイラスト、ゲームイラスト、書籍の挿絵などで活躍中。
主なラノベ作品に『視ル視ルうちに好きになる』『0.000000001%デレない白い猫』『俺は魔王で思春期男子! 』など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

16
久しぶりに魔法学校へ戻ったフェリスたちはお祭りの『ヴァルプルギスの夜』に向けて大忙し。そんな中、黒雨の魔女レインが転入し、新たな騒動に巻き込まれる本巻。楽しいお祭りで終わるかと思いきや「探究者」の襲撃とともにフェリスの秘密がまた一つ明らかになる展開。レインのフェリスとのやりとりが軽妙だが、不器用さが出ていて心地よい。それはヨハンナとのやりとりにも共通するのだが。フェリスの力が明らかになるたびに不安が増していくアリシアの様子が痛ましくて切ない。不穏なラストが彼女たちにどう影響するのか楽しみです。2020/01/13

真白優樹

9
お祭りに向けて準備を進める中、黒雨の魔女が転入してきて「探究者たち」が襲撃してくる今巻。―――輪廻の果てから天使来りて、導くは魔女達の祭典。 お祭り、そして仮装パーティの場に実力者たちが集う中魔女と天使が再会する今巻。新たな仲間が増えて更に戦力も上がり賑やかとなる中、時を経ても変わらなかった想いと変わった思いが温かい、女の子達の友情が更に甘くて温かい巻である。賑やかさを増す日々の裏で進行する思惑と不穏な気配。果たして、彼等が選んだその選択はフェリス達に何かの影響を与えてしまうのか。 次巻も楽しみである。2020/01/07

Theodore

0
7作目。「ヴァルプルギスの夜」という学園祭の話。シリーズの中では最も学園ものとしての色が濃い。…が、4巻で戦ったレインが編入してくるあたりはちょっとご都合主義かと思う。そして推しキャラであるジャネットがあまりにも酷い扱いなので哀しい。ただ者ではない主人公、肉体派のテテルと比べるとどうしても格が下がってしまうのはやむを得ないのかも知れないが、特徴が料理の上手さ(使用人がいる貴族には本来無縁な特技)と貴族としての矜持(空回りしてるだけでギャグのタネにしかならない)ではあまりに不憫だ…。当て馬キャラだからか?2024/03/13

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