角川スニーカー文庫<br> 魔法至上学院の騎士 魔法適性ゼロの魔剣使い

個数:1
紙書籍版価格
¥704
  • 電子書籍
  • Reader

角川スニーカー文庫
魔法至上学院の騎士 魔法適性ゼロの魔剣使い

  • ISBN:9784041090824

ファイル: /

内容説明

騎士の時代は、圧倒的な力を誇る魔法使いの登場により終わりを告げた。
訪れた魔法至上主義の世界――魔兵学院エルフィナでも、その卵が優遇されることは必然であった。
騎士組のゼロ・アンタークは、生まれながら魔法が使えないシロガミゆえに、学院では見下される日々。
果てに魔法組との決闘に巻き込まれるが――
「君たちは、魔法のことを知らないんだな」
ゼロは敵うはずのない魔法を、その剣で斬りふせてみせ!?
魔薬《ドラッグ》による魔法使いの暴走、横行する『騎士狩り』……ゼロは魔法社会の暗部を探るため学院に潜入した、“魔剣”使いの諜報官だった!
無比の剣士が邪道を斬る、学園ソードマギカ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

9
便利で強力な魔法の登場により騎士の時代が終わった世界で、聖騎士を目指す少女と魔法を使えぬ魔法使いの少年が出会い、始まる物語。―――その力は禁忌、だとしても悪を切り伏せる為ならば。 騎士にはない絶対的な力。格上の力を相手に策とアイテムで覆す逆転の爽快さ。それと相反するように多数の思惑が巡る舞台裏と力だけではなにも救えぬ一抹の苦さ。そんな二つの味があるからこそ面白い物語であり、非常に作り込まれている事もありとても読み応えのあり歯応えのある物語である。秘密を秘めて進む先、待つ未来とは。 勿論次巻も楽しみである。2020/01/04

くもり

6
うーん、まだよくわからないな。色々と複雑に陰謀が絡んできそうだから面白くなりそうな感じはある。ただ、1巻はちょっと苦い感じ。ティナのトラウマが拭えたとは言えないとこや、魔剣の作用とか。怖そうな陰謀もあるし、まだまだ課題もあるしで読んでていまいち爽快さはなく気が重かったな。でも面白かった。次々へと課題を与えられていくようなので、彼らの成長も楽しみにしてる。2020/01/03

リク@ぼっち党員

6
魔法に取って代わられた騎士たちの再興の物語。現状ではだけど、騎士を見下しているわけではなく、ただ魔法のほうが有益だから騎士が廃れたというのは珍しい気がする。偉そうな貴族のガキがドヤ顔で語る展開がないのは一周回って斬新といえるのでは。格上の魔法サイドを仲間の力と工夫で乗り越えようとする展開が熱かった。しかし学園外では陰謀渦巻く模様。ゼロやライカの過去も複雑に絡んできそう。彼女らは騎士の復権を果たせるのか?2020/01/03

りのん

5
よくある剣の腕ひとつで魔法学院を成り上がっていく物語かと思いきや、いい意味で予想を裏切られた作品。仲間とともにその技術、工夫、熱意をもって圧倒的強者に立ち向かっていく展開は熱い!また魔法側と騎士側が対立するような構図ですがどちらが悪というわけではないので、両者の関係性もこれからの展開次第でとても面白くなりそう。作中でも迷っていたようなので仕方ないかもしれないですが、個人的にはゼロの行動指針をもう少しはっきり示して欲しかった気も。ただそのあたりも含めて次巻を楽しみにしています。2020/01/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14961642
  • ご注意事項