ファミ通文庫<br> 恋せよ天敵。いずれ二人が過去とする永戦世界にて

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ファミ通文庫
恋せよ天敵。いずれ二人が過去とする永戦世界にて

  • ISBN:9784047358430

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内容説明

凶悪なモンスターが跋扈する世界で、限られた資源を巡り争う天使属と冒涜者。そんな中、休戦協定が結ばれることに。その証として両種族選抜で『合同部隊』が結成されるのだが……。“世界の最果て”に大志を抱く冒涜者フレドと、片翼に劣等感を抱く天使属、少女ラブラ。「わたし〈おれ〉は大切なものを守るため最強になる!!」二人の運命的な出会いが、絶望の未来を希望に変える!! 超王道ボーイミーツガールファンタジー、ここに開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっさん

21
★★ 王道ボーイミーツガール物。永きに渡って争ってきた冒涜者と天使族の登場人物が恋に落ちるまでがあまりにも早すぎて上手く感情移入出来ず、結局最後までそのままだったためにあまり満足感を得られなかった。人間側の冒涜者が天使の遺骸を兵器として利用・天使族は人間を食物として捕食する・共通の敵としてモンスターを用意する、といった設定は好みだったのでやはり序盤の展開がしっくりこなかったのかなと。あと個人的にイネルスの扱いに若干の不満が残った。どっちつかずの流れではなくはっきりと纏めて欲しかった。2019/12/30

まるぼろ

14
凶悪なモンスターが蔓延り、かつ天使族と冒涜者とが争っている世界、そんな中で休戦協定が結ばれ混成部隊が結成され、その顔合わせで冒涜者のフレドと天使族のラブラは出会うが…と言うお話。物語の背景の割にはフレドにラブラ、リエとカインのノリが軽い気がしますが面白く読めました。後半のイネルスはあんな状況でも助けられてその後徐々に改心して…と言う流れだと思っていたのであの結末は予想外でした。「楽園」に旅立った5人が、と言う所で終わりかと思いきやまだまだプロローグとの事なので次巻出る様ならば読んでみようと思いました。2020/01/22

真白優樹

11
凶悪な魔物が跋扈し資源を巡って二つの種族が争い休戦した世界で、世界の最果てに大志を抱く青年と片翼の天子の少女が出会い、始まる物語。―――溶けて交わり一つとなって、片翼は並び双翼となる。 終末感が何処かに漂う世界でぶつかり合いながら少しずつ絆を深め、想い合う。そんな二人の恋という絆が世界を拓く鍵となる物語であり、大きな世界の中で結ばれる絆が尊く、とても口当たりも良く読み易い物語である。例え世界を敵に回しても世界の最果てへ。見果てぬ果てへ歩き出す彼等の未来に待つ世界とは。 次巻も早く読みたいものである。2019/12/04

リク@ぼっち党員

7
怪物が跋扈する中、争い合う2つの種族。これは世界を変える恋の始まり。全体的にスピーディー。恋の自覚も早ければ、ボス戦も陰謀もサクサク出てくる。ちょっと一冊に色々詰め込もうとしすぎかな。特に後半は勢い任せというか、あっさりと進みすぎ感があった。皇帝ェ……。カタハネの理由あたりは予想はできるがいい展開だと思うので、二人の関係にもっと力を入れても良かった。強がるくせに純粋なところをもっと愛でてあげよう!2019/12/06

黒とかげ

0
うーん。まあ普通かな。設定は変わっているが、展開は普通なもので設定が生きていない。もっと主人公格二人を掘り下げて欲しかった思いはある。2021/06/13

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