内容説明
閉ざされた集落からの逃走劇!? ルーナと兄妹になる!? 滝に落ちた二人は無事に仲間の元へ帰れるのか。
巡礼の滝から落とされたカズキとルーナは洞窟で目を覚ます。
どうにか一命をとりとめた二人は、迎えに来た住人に案内されてとある場所に辿り着いた。
そこは、驚くほどのどかで、大人も子供もいる小さな村だった。
どうやら巡礼の滝から落とされて生き延びた人たちが集まって、村を築いたらしい。
ルーナと兄妹という設定にしてしばらくそこで暮らすことになったカズキは、
一緒に料理をしたり、同じベッドで眠ったりと穏やかで幸せな時間を過ごす。
一生この平穏な時間を過ごしたいと願いつつ、
再会を約束したアリス達の元へ戻らなければいけないと、二人は帰る手段を探すのだが、
住人たちは、村からは決して出られないと言い――。
守野 伊音(モリノイオン):四国地方在住。
著書に『狼領主のお嬢様』、『白銀王の日帰り王妃』など。
戸部 淑(トベスナホ):イラストレーター。
『人類は衰退しました』、『ポーション、わが身を助ける』(ヒーロー文庫)などのライトノベルの挿絵、書籍の挿絵、ゲームのキャラクターデザイン、キャラクターイラストなど、多方面で活躍。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
20
カズキ、側にルーナが居る以外は相変わらずの受難だらけ。巡礼の滝から落ちた先で、生き残った人達だけで作った村にたどり着いたものの、村の仕組みが怖い。そこまでして子孫必要ですか。そこで出会えたある人物のお陰で、村も脱出したしツバキもよい方向へ変化した。目的もはっきりしてきたし、カズキも少しは落ち着ければいいね。…無理か。2019/07/01
ミグ
6
ルーナとカズキが一緒にいる時間が長くて嬉しい巻。エマさま、バクダン、ムラカミさん、ツバキといろいろな事がつながりました。 だが、誰が喋ったのか、何があったのか分からない時が何度かあり読み返したり、、惜しいよねぇ。2021/03/25
蒼1228
2
kobo版。2022/05/07