講談社ラノベ文庫<br> 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術12

個数:1
紙書籍版価格
¥704
  • 電子書籍
  • Reader

講談社ラノベ文庫
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術12

  • ISBN:9784065156186

ファイル: /

内容説明

魔王を演じるディアヴロは、リフェリア王から討伐クエストを依頼された。しかし、目標のコボルトと仲良くなってしまい、とうとう王国と対立してしまう。そうした状況が一夜にして破壊された。なんとゲルメド帝国が宣戦布告してきたのだ! 圧倒的な強さを持つ魔導機兵により辺境の城塞都市が陥落してしまう。一方、逃亡中のディアヴロは大いなる危機に陥っていた。シェラが赤面して告げてくる。「あのね……ディアヴロ……あたし、見ちゃったんだけど」「は?」「夜に、庭で……ソラミさんと……してた、こと」やがて世界を震撼させる魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、第十二幕! 超展開、開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
討伐目標だったはずのコボルトと仲良くなってしまい、王国と対立してしまうディアブロたち。しかしゲルメド帝国が王国に宣戦布告し、事態が大きく動きだす第十二弾。シルヴィとホルンを救うために王都へ向かうディアブロたちと、帝国の主力である魔導機兵を操る少女たちの事情。帝国上層部のゲスっぷりが際立ちますが、関連ゲームの事情も絡んだりこの世界のありようが気になりましたが、大切な人たちを守るためのディアブロの覚悟がまた複雑な因縁に繋がっていきそうな何とも難しい状況で、この展開にどう決着をつけるのか続巻に期待ということで。2019/04/26

まりも

33
王国へ向かったディアブロたちの前に帝国軍が立ちはだかるシリーズ第12弾。まさかのロボ。ファンタジーな世界なのに唐突に出て来たロボに違和感はあったが、それでも十分楽しめるのは著者の力量あってこその事だろう。今までとは違う強敵を前にして、ディアブロも精神的に大きな成長を見せてくれたのが、今回一番の見所だったかなと。レムもアリシアも大ピンチだが、果たしてここからどうなっていくのか。次巻も楽しみに待ちたいと思う。2019/05/07

ナオフミ

27
大きな戦いが起きれば主人公一人にも限界がある。そこで命を守りながら味方を守るなんてことはたとえ主人公であっても無理なことだった。ついに人としての壁を超え自分にとっての大切なものを守るために進みました主人公はこれから先もっと強くなれるはずです!様々な思惑が交差しますがこれから主人公がどうやって壊していくのか楽しみです。2022/03/13

わたー

23
★★★★★帝国軍の襲来。強大なチカラを持つ敵を前に、ディアヴロは遂にとある決意を固める。相手が悪人でない限り殺しまではしなかった彼が、本当に大切なものを守るためにその手を血で染める姿は、彼が少しずつ成長してきた証のような感じがしてとても良かった。帝国側の上層部が下衆なだけに、死んでいった少女たちには同情するが、その点もディアヴロがなんとかしてくれることを期待して筆を置こうと思う。…アリシア?彼女は次巻も通常運転だろうし、そこまで心配していないんだが…2019/05/07

Susumu Miki(Dik-dik)

19
表紙はアリシア。本編最後の方の姿と思われます。そしてクロスレヴェリとは別のゲームをモデルにした外敵の登場で大盛り上がりです。搭乗型の巨大ロボット兵器「魔導機兵」の登場で軍事バランスは一変ですね。これまでディアヴロは「身にかかる火の粉を払う」で一貫して行動してきましたが、とうとう本当の「戦争」になりました。そしてどうやらディアヴロの「異世界召喚」とは異なる「異世界転生」の人がいるようです…。2019/05/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13719991
  • ご注意事項