ブルーバックス<br> はじめての量子化学 量子力学が解き明かす化学の仕組み

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ブルーバックス
はじめての量子化学 量子力学が解き明かす化学の仕組み

  • 著者名:平山令明【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2019/03発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065152133

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

化学の本質は電子にあり! 量子力学に支配された電子が、分子の形を決め、色を生み出し、化学反応を引き起こす。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LUNE MER

11
高校までの化学は暗記科目のイメージが強いと感じており、その理由は物理に比べるとこれはこれ、それはそれ感が多い気がするから。でも実際はそんなことはなく、本書で説明されている量子化学の視点に立てば広い範囲のことが統一的に説明可能になるわけで。とはいえ、これを高校の内容に取り入れたとしても難しすぎるわけで…。化学は好きなんだけど教科書だと説明が中途半端でその先こそ知りたい!という意欲的な高校生に是非とも薦めたい一冊。大学ではこういうことを勉強出来るんだぜ?✨という先輩からのメッセージの意も込めて。2024/03/08

朝ですよね

4
各論の部分は流し読み。三次元方向に広がる電子の分布確率が分子を作るという直観的な理解を提示する。2023/10/21

revelation

3
物理は得意だったけど化学は苦手だったのは、なぜこうなるのかという説明をすっ飛ばして現象のバリエーションだけを詰め込まれたので、理系の科目なのにほとんど暗記モノじゃあないかという反発があったからだろうけど、いつまでもこのままじゃあいけないと思い読んでみたらビンゴ。分子軌道法最高!2020/01/28

ちぃ

2
ハミルトニアンは確率密度関数としても記述できる。分子や電子の振る舞いがいわば確率密度関数から計算できる。これらが分子軌道法が重要となる理由でもある。2021/03/17

aoyami

1
化学どころか理科で止まっている人間ですが、最初から順を追って、紙にまとめながら読み進めれば理解できました。文中にもある通り、化学とは当たり前の事実の積み重ねなのだということを体験できたと思います。内容を完全に理解できたとは言い難いけれど、量子力学とはなんなのかは理解できたのと、分子軌道法の素晴らしさは味わえたこと、一番の興味であった色の認識のメカニズムを知ることができたので良しとして、これを足がかりにまた少しずつ科学分野の本を読めたらと思います。2020/10/16

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