―<br> お金持ちになるゲーム

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お金持ちになるゲーム

  • ISBN:9784040655420

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内容説明

これは僕の人生に大きな影響を与えた授業の話。

 専門学生の卒業を控えた2月、三郷先生の提案ではじまった特別授業が『お金持ちになるゲーム』だった。心理テストで分けられた10のチームに渡されたのは、ハサミ、定規などの道具と、無制限のコピー用紙。1時間の制限時間内に、紙で1000円、500円のお金を作り続け、最後に一番お金を持っていたチームが勝利する。
 シンプルな生産ゲームと思いきや、道具の交換や他グループへの人材の派遣など、ルールにないことはなにをやってもOK。生産性の悪さ、時間経過が、各チームの交流を加速させた。
 生産効率を上げるため試行錯誤していた僕のチームは、しばらくするとCチームの代表者から、ある情報を得る。
「ゲーム終盤に革命がおき、貨幣価値は大きく変わる」
それが事実であれば、いまの生産体制では勝てない。道具も、生産体制も、変えざるを得ないのだが……。
 ゲーム終了後、1位になったのはCチーム。Cチームの代表者・千歳は、各チームの動きと、いくつかの市況の変化を利用して、情報を巧みに操作。Cチームに貨幣が集まるよう動いていたのだ。総括のあと先生から語られたその驚愕の内容とは――。

 ツイート後数日で、累計20万超のリツイートと60万超のいいねを獲得した脅威のバズエピソードを書籍化! 著者自らが紡ぐ「C」無双の真実がここに!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

18
小説の形をしたビジネス書?紙を切ってお金を作って最後に1番沢山持っていたグループが勝ちと言うゲーム。単純なルールだが進行に従い次第に権謀が渦巻いて…深刻では無い『カイジ』みたいなものか。教訓、正直者は馬鹿を見る、自分より頭の良い奴が騙そうとしてくるのに気をつけろ!取り敢えず若者らしい軽さがユーモラスで読んでいて楽しい。2019/08/23

九曜紋

12
Twitter発のバズエピソード。社会で成功するためには「ルールは作った奴が一番強い」、「ルール違反でなければ何をしてもOK」という現実を知ること。「マジメにこつこつ頑張るのは最悪の戦略」←あ、オレこのタイプだ(苦笑)。2019/02/24

FULL2

4
面白かったし、僕好みではある展開だったけれど、発行されるのが遅かったなと感じた。曖昧なルールだけが存在するゲームをあの手この手を使って勝利するみたいなものは現代ではありふれ過ぎているし、途中で全貌が読めてしまって最後まで読むのが疲れてしまった…。しかしまぁ言ってることはご最もであったし、ルールは作ったやつが1番強いというのは電波教師を想起させてくれて久しぶりに読み返したくなった。2019/02/12

こーじ

1
Twitterで30万超のユーザーに拡散されたバズエピソード。 お金持ちになるにはどうすればいいのか?を教えてくれる。 ルールを作った奴が一番強い。 資本主義社会で勝つための法則でもある。 「ルールだから」で済ませるな。惰性で動くな。行動するときは必ず頭を働かせろ。 お金の話や社会のルールって学校では教えてくれないことだから学びがあった。 全国の小学校の社会科の授業で導入したら面白そうだと思ったけど、今更な気もするなぁ2019/04/13

john

1
金持ちになるにはどうすればいいのか、を教えてもらった❗️ いい意味で裏切られた。こういう発想が大切なんだって…2019/03/31

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