―<br> 竜魔神姫ヴァルアリスの敗北 ~魔界最強の姫が人類のグルメに負けるはずがない~

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竜魔神姫ヴァルアリスの敗北 ~魔界最強の姫が人類のグルメに負けるはずがない~

  • ISBN:9784049122701

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内容説明

「人類など、塵のようなもの。私が滅ぼしてくれる」

魔界最強の姫ヴァルアリスは、異界を滅ぼさなければならないという王族に課せられた試練のため、人類を滅ぼすべく人界に降り立った。
試練には、その世界が存在したことの証明となるその地の文化物を、滅ぼす前に保存しなければならないという守るべき厳格なルールがあった。
そこで人類の料理を文化物として保存しようと考えるヴァルアリス。

しかし、そんなヴァルアリスを待ち構えていたのは、カレー、ラーメン、寿司、パンケーキなどのあまりにも美味な人類の料理! 
そして、お客様のためとんでもないこだわりと熱量で調理する常人を大きく逸脱した最強の料理人たちだった!
はたして、ヴァルアリスは食の誘惑に打ち勝ち、料理を食べきらずに保存して、人類を根絶せしめる事ができるのか!?

「くっ、何故こんなにも美味しいのだぁぁぁぁ!」

頑張れ、ヴァルアリス! 世界の命運を賭けた最高のグルメコメディバトル開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

碧海いお

7
料理がどれも美味しそうで読んでいてお腹が減りましたw ヴァルアリスが行った店がちゃっかり紹介をされていて、聖地巡礼をできるライトノベルでした。2022/01/03

真白優樹

6
人類を滅ぼす為東京に降臨した魔界最強の姫が、人類のグルメとそれを生み出す料理人達に敗北を重ねる物語。―――最強でも、原始的欲求には勝てぬもの? とりあえずこの物語を寝る前、そして食事後に読むのはお薦め出来ない。何故なら読むとお腹が減るから。それほどまでに食レポを期せずしてしてしまう姫様が可愛らしく、彼女に表現されるグルメが紙面に映える、大笑いできてお腹が間違いなく減る、飯テロ系物語として一つの究極形である物語である。延々と進まぬ侵略、対照的に満たされる腹。次の料理は如何なるものか。 次巻も楽しみである。 2019/01/31

ちゃか

4
もう、タイトル・サブタイトルが完璧ですよね。 魔界最強の姫が、人類を滅ぼすべくこの世界に来て、グルメに負ける話です。滅ぼす前に文化を一つ保存しなくてはならず、ヴァルアリスは食文化にピントを当て、食べ歩きに興じてるんですが……舌が敏感だったばっかりに、美食にノックアウトされるばかり。天丼芸は鉄板。 狙ったように、その道に邁進し続けた店にばかり当たっているのもあって、運がいいのか悪いのか。人類目線だと良いことですけどね。滅びが先送りになるので。2020/08/18

シャル

4
カクヨム版は読んでいるので一応再読。人類の文化を封印し、滅びを与えに来た魔界最強の竜魔神姫ヴァルアリス。彼女を迎え撃つは、恐るべき料理の狂人たちが生み出したこだわりの一品たち。美味い、旨すぎる!そして今日もヴァルアリス様はその美食に敗北し、読者の腹は空腹にさいなまれる。恐るべき飯テロコメディである。もったいぶったヴァルアリス様が美食に陥落していくさまは、滑稽でありながら、同時に我々自身の胃袋をも責めたててくるのだ。何より恐ろしいのはそのノリが実在店舗とのコラボでも変わらないこと。VS美食の戦いは続く。2019/01/17

菊地

3
直感的に理解しづらい熟語・用語であっても即座に理解できるようになる有能すぎるルビ。2020/08/18

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