内容説明
都の片隅にある春霞宮。公主の彩華は、献上された珍獣を世話しながらひっそり暮らしていた。そこへ新皇帝・朗清がやってきて「無駄だ」と取り潰しを宣言! 先帝の悪政により国庫が逼迫しているという。何とか撤回してもらおうとする彩華だが、一部の珍獣を『吉兆を告げる瑞獣』と勘違いされ大騒ぎ!! しかも皇帝としての権威付けのため、瑞獣と共に後宮入りを命じられて……? 珍獣が国を救う、もふもふ中華ファンタジー!!
●書き下ろし短編「春霞宮、犬の不満」&「特別公開・キャラクターラフ」を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなで
10
珍獣が闘う部分がおもしろかったなあ。 ほんわかするお話だったと思うけど、これはこの終わり方が一番きれいだから続かないのかな?2019/04/10
ばなな豆乳
4
タイトルと表紙にすっごく惹かれたんだけどな…。2019/01/03
りゅりゅ
3
もふもふは可愛い。安世は好き。よく言った。この公主おかしいってずっと思いながら読んでたから…。戦がどうの民がどうの聞いても心を痛める描写すらないの、公主の責務以前に人としてやばかろうと。2019/02/27
夜野
2
中華もふもふ大集合イラストに釣られたけど、お目当てのもふもふ描写が残念。可愛らしさや迫力が伝わってこず、踏み込んだ動物の生態描写や交流も無いのでイラストに完全に食われてる。タイトルに後宮とついてるけど、舞台のほとんどは後宮以外なのも期待外れ。ヒロインが共感しにくい性格と設定で、恋愛は終盤でようやくスタート地点。悪役も断罪されてないので続きが出そうだけど、たぶん買わないかな。ここのレーベルの中華ものは内容がイラストに負けてる作品が多い気がする。2018/12/31
シエル
2
尻切れトンボのまま話が終わっちゃってる。悪事を扇動してた黒幕の従兄も、思わせぶりな幼馴染も全部放置して終了って……。ヒーロー郎清との交流はグッとくる場面が無くいつの間にやら恋愛フラグが立っていて置いてきぼり。もふもふも、もふもふの魅力を引き出せない作者のせいか良さが伝わってこなかったです。2018/12/29