内容説明
転生を拒む平凡サラリーマンと、異世界に帰れないドジっこ女神。小さなアパートの共同生活はドタバタ続き!?
平凡なサラリーマンのタナカは、トラックに轢かれそうになっていた猫を
間一髪のところで助ける。
その時、タナカの目の前に転生界から女神・アマレッタが現れ、こう告げた。
「貴方は死にましたので、異世界へと転生する機会を与えます」。
タナカは、テレビのドッキリ企画と思って相手にしない。
だが、アマレッタはタナカのアパートに押しかけ、
タナカが転生しなければ異世界が大変なことになると言う。
さらに、タナカを転生させないと、担当女神である自身が
元の世界に帰れずに困るとも。
タナカは彼女を中二病と決め付けて門前払いをするのだが―――。
多崎 翼(タザキツバサ):九州在住。本作にてデビュー。
景(ケイ):イラストレーター。
多数のキャラクターデザイン、装画などで活躍中。
主なラノベ作品に『宝石吐きのおんなのこ』『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
8
転生しそこねた平凡な変態サラリーマンが全裸幼女のおしりをペンペンする話。クルマに轢かれそうになっる子供を助けようとして自分が轢かれる話は、飛び跳ね系の漫画で読んだ。助けようとして自分が轢かれたと勘違いして心臓麻痺で死んでしまう話は別口ラノベで読んだ。(他にも同じようなパターンはありそうな気がする)助けるのに成功して自分も無傷だったらロリ駄女神が憑いて来たというのは、なかなか新鮮、かも2018/05/16
TcodeF
3
なんかコメディー系の暗殺者と同居する感じ?う~ん…2020/12/09
niz001
3
楽しんだけど物足りない。もうちょっとエスカレートしてもいい気が。2018/05/04
尚侍
2
物語的には面白かったのですが、地の文で笑わせるのではなくストーリー展開で読ませるタイプの文章だったので、せっかくの素材が生かし切れていない感じがしました。アマレッタを縛り上げたり簀巻きにするシーンなどは話の流れ的に笑える内容のはずなのに、きちんと描かれているため笑いを取るよりも引いてしまう感じの方が強く、ややちぐはぐな印象を受けました。話の作りそのものはよかったので、シリアスな日常物などの方が作風を生かせるのではないかと思います。2018/05/10