ヒーロー文庫<br> キミガイルセカイ

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ヒーロー文庫
キミガイルセカイ

  • ISBN:9784074169535

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内容説明

異能の新人作家が描く異能者バトル。正義、悪、友情、愛情……魂が揺さぶられる近未来ファンタージーに注目せよ!

舞台は近未来。
能力者の楠瀬怜治は、試験管と呼ばれる仮想空間にてバトルを繰り返していた。
また、彼だけが持つ異能力によって、
幼なじみでありライバルであるクレナという少女との戦闘を楽しんでいた。
怜治には誰にも負けられない理由があった。
二年前に亡くした幼なじみの凛と、地球においてヒーローになると約束したのだ。
その約束を守るために、怜治はパフォーマーになるか
警察官として国民を守るかという選択を迫られていた。
そんな時、警視庁国際課のエージェントとして
インターンの仕事が舞い込む。
しかも銃弾を無限に精製する最凶の能力者である
アリスとの共存を証明せよと。
アリスは自身の能力を制御出来ず、近づく人間を
無差別に殺してしまう運命に全てを諦めていたのだ。
そんなアリスを助けようと、怜治は立ち上がるのだが-------。


音井 駿彦(オトイタカヒコ):群馬県在住。本作にて「ラノベ作家になろう大賞」に入選し、デビュー。

晩杯 あきら(バンパイアキラ):イラストレーター。絵画的な手法を駆使する独自の世界観で注目をあつめる。ゲーム「悪魔城ドラキュラ」に出てくるヴァンパイアキラーがペンネームの由来。主なラノベ作品に「ファング・オブ・アンダードッグ」など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マインドキャップ

3
読了!読み始めの評価は微妙の一言でしたが、後半になるにつれて熱くなっていき、最終的な一言は「素晴らしい!」でした。どんなに強引なこじつけでも、青臭いテンプレ展開でもハッピーエンドは最高です!次回も買おうと思います。2016/08/17

真白優樹

3
かつて幼馴染を亡くしヒーローになると誓った少年が孤独な少女と出会い始まる物語。―――誰かのヒーローであれ、只一人のヒーローであれ。道に迷う少年は孤独に震える少女と出会い触れ合い、彼女の為にその力を使いヒーローへと成長していく。うん、熱量がいい感じに熱く心が燃え立つような熱さと共に決して最強とは言えない少年が自分の道や様々な事に悩みながらも少女を救う為に只管に突っ走る。これぞ王道のヒーローの物語であり戦記と言えるのではないだろうか。共存を選んだ二人の先に待つものとは何なのだろうか。 次巻も楽しみである。2016/05/06

ニル

0
禁書目録的典型的異能バトルに異世界要素を組み合わせた世界観。キャラ造形も話の立て付けも恐ろしく古く、セリフが臭く、言わされている感が非常に強い。ヒロイン三人全員に見せ場を作った結果、三人とも薄味になってしまって全く盛り上がらない。結局メインで書きたかったのは誰なのか。ヒロインの事情が物語の軸となるラノベでこれは最悪のパターン。お陰で主人公もキャラとして予想通りの変化しかせずに終わった。敵の魅せ方もダメ。聞かれてもいない自分の事情や目的をペラペラ喋る敵は脚本に沿って動いているだけの存在で全く魅力的ではない。2017/10/10

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