ヒーロー文庫<br> 小さな魔女と野良犬騎士 1

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ヒーロー文庫
小さな魔女と野良犬騎士 1

  • ISBN:9784074194377

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内容説明

風来坊と美少女魔女が出会って……!? 「あの子の母親を斬って欲しい」。騎士はかつての輝きを取り戻せるのか?

水神の加護に抱かれた水と大河の国エンフィール王国。
その王都に暮らす青年アルトが、かつて騎士として戦場を駆けていたのも今は昔、
現在はその日暮らしの風来坊。
金なし地位なし甲斐性なし、仲間内からは野良犬騎士と呼ばれていた。
そんなある日、アルトがスラム街で誘拐されかけた少女ロザリンを助ける。
少女は右目に“ウイッチクラフトと呼ばれる特別な力を宿し、
「小さな魔女」と呼ばれていた。
彼女は生き別れとなった母親を探す為に王都へやってきたのだった―――。


麻倉 英理也(アサクラエリヤ):茨城県在住。本作にてデビュー。

西出 ケンゴロー(ニシデケンゴロー):漫画家兼イラストレーター。ラノベや漫画など幅広く活躍中。
現在、漫画『ウメハラ FIGHTING GAMERS! 』連載中。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

近藤

25
比較的正統派のファンタジー。なろう作の中では文章が達者な方で、美しい字面が好感触。ただ、仲間の復讐関係のイベントでの主人公の台詞と態度がちょっと乱暴で鼻についたかな。でも楽しく読めた。2016/10/23

tutakajoji

6
なろう系統は怪しいのであまり読む気はなかったがイラストの魔女のロザリンの太ももに惹かれて購入。内容も異世界転生ものでもなくオンラインゲームの世界でもないファンタジーの世界。最初は戦闘もあっさりしてる感じだが薔薇子さんとの戦い練りこまれてたので良かった。メインキャラのキャラが確立されてるのも良かった。薔薇子さんとか。まあはっきり言えば面白かった。2017/05/07

杜松

6
正当派ファンタジー。物語の緩急のつけ方が上手。このレーベル趣味いいなあ。2016/09/02

さあささん

4
小さな魔女がお母さんを探す話でした。/小さな魔女を拾った野良犬騎士が小さな魔女のお母さんを見つけるためしぶしぶ力を貸すといった話です。基本的にダメ人間なアルトですが、決める時は決めてくれるので格好良かったです。/結末としては悲しい物語でした、それでもロザリンが納得することができて良かったです。ランディウスに対してのロザリンの復讐心とそれを押し殺し心意気を大事にする流れは泣きそうになりました。あと最後の運命感じちゃったもとても良かった。/ラヴィアンローズは好きですが、いなくてもあんまり変わらなかったですね。2016/12/04

尚侍

4
とっても面白かった。ページ数的には厚めでしたが、内容的にはまだまだ序章といったところで、キャラの顔見世が済んだ程度のところで話が終わったので、本格的な内容は次回からになりそうですね。語られていない部分が多いので物語の最終的な落とし所がわからないのですが、キャラの設定がいいのと全体的に丁寧に描かれていることもあり、今後の展開次第では化けそうな気がします。しいて言えばラヴィアンローズのキャラがやや上滑りしているように感じられましたが、このあたりが落ち着いてくればかなり面白くなりそう。続きが楽しみです。2016/09/06

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