内容説明
「お前もしや、南条の娘とよからぬ関係なのではなかろうな？」
人生を賭けて“相手に惚れたら負け”の恋愛ゲームをしている帝と姫沙。だが姫沙との関係を怪しんだ帝の父親が、スパイとして瓦屋木影を送り込んでくる。
あえて『偽装戦争』をぶち上げることで疑いを晴らそうとする帝と姫沙。その隙に凜花は許嫁の立場を武器に距離を詰め、ジョーカー美月は面白がってかき回す。果たして情報戦で疑いを晴らし、ゲームを続けることはできるのか……。
恋に堕ちたら人生終了！？ ポンコツ策略家の甘々恋愛ゲーム、第３弾！
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
15
★★★☆ 相変わらずネタに振り切ったラブコメでさくさく読み進めていけた笑今まで3人のヒロインで物語を展開していってたのに新たなヒロインの気配…最後の姫沙の戦略は流石に笑った笑今作のヒロインのビジュアルとキャラは個人的に1、2を争うくらい好きやから続巻も絶対買う！2018/10/27
真白優樹
10
帝の父親が間諜である木影を送り込んでくる中、帝と姫沙が偽装戦争の方針を打ち出す今巻。―――新たな遊戯者はすぐそこに、遊戯は新たな段階へ。 帝と姫沙、相も変わらずポンコツでぐだぐだな2人。そんな二人が外部からの波に振り回される中、新たな因子である木影が鍵となり世界を回す今巻。凛花がここぞとばかりに距離を詰め、美月は道化のように美味しい所をかっさらう。更に混迷を深め、予想もつかぬ方向へ転がる恋愛ゲーム。本格的な凛花の手番が到来する中、姫沙を始めとする遊戯者はどんな動きを見せるのか。 次巻も須らく期待である。2018/09/15
かわゆきか
7
「全てを手に入れるのが私の流儀」読者の斜め上をいく逆転？劇が爆笑。今回も徹底したアホな戦いぶりが面白かった。あと、童貞力とは物は言いようだなっ！
リク@ぼっち党員
7
ヤベー女たちのヤバさが倍プッシュだけど、帝も大概だから釣り合いは取れてるな！ 天然トラブルメーカー木影の本格参戦+各々やりたい放題やり始めて恋愛ゲームがかなり複雑化してきた。個人的に美月が好きだけど、帝が堅物すぎて攻略される未来が浮かばないなぁ。今のところは一強すぎるので、次巻でなんとか姫沙ルート以外の取っ掛かりをつくってほしいところ。凛花は愛のためという理由なら姫沙以上に躊躇しなさそうだし、ヒロインの限界まで、ガンガンいこうぜ！2018/09/16
nishiyan
5
帝と姫沙のポンコツ恋愛ゲームも、ついに第3巻。本巻では帝の父に姫沙との関係を疑われ、前々から帝たちを監視していた瓦屋木影がスパイとして送り込まれてくるなど、ますますカオスな展開。相変わらず美月は暗躍し、それに乗じて距離を詰めようとする凛花と他のヒロインたちも相変わらず可愛い。帝と姫沙の相思相愛が揺るがないから、どんなにヒロインが増えても、いわゆるハーレムものっぽくならなくて、とても好きなのよね。もう少し揺らいでも良さそうだけど…。木影にもフラグが立ち、次はどうなることか。とても楽しみ。 2018/10/04
