内容説明
今度はデモ活動、ドッジボールの普及、商会の設立、闇取引……！？元・女子高生は異世界でどこへ向かうのか？
リョウは王立学校に入学して2年目を迎えていた。
魔法使いではない生徒にも魔法に関する書物を
閲覧する権利を求めて、デモ活動に力を入れるリョウ。
ドッジボールを広め、社交場を作ることで、
様々な生徒から署名を得ていた。
だが、学園で最も権力のある生徒、ヘンリー王弟と
思わぬところで遭遇したことで、魔法使いや王族に
対して複雑な思いを抱くようになる。
また、嘆願書を通すために、自分の立場向上をはかるリョウは、
自分の商会を作る。
しかし、ある日、腐死精霊使いでもあるシャルロットの魔法を見て、
とある物の作成を思いつくのだが────。
唐澤 和希（カラサワカズキ）：東京都在住。本作にてデビュー。
桑島 黎音（クワシマレイン）：イラストレーター。「ストレンジムーン」など多数のライトノベルのイラストを担当。新潟県出身、埼玉県在住。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Swind／神凪唐州＠名古屋めしの人（作家兼名古屋めし専門料理研究家）
11
シリーズ続刊で即購入。一気に読み切りました！タゴサクさん、ますますヤバいですねｗ 今巻は「魔法」「魔物」「王族」とキーとなる部分の謎が深まった印象。もう、続きが読みたくて仕方がありませんというかガマンできずに読んじゃいましたｗ あと、マッチは用法用量を守って、正しく使いましょう！ 続きも待望です！！2016/12/13
まるとも
8
いいぞ…この感じ、もっとやれ、タゴサク2022/10/10
なつきネコ
6
恋愛フラグがたったと思えば、まさか、主人公が人体実験を始めるラノベ初めて見た。しかし、今回は学園物の女性主人公らしいイベント、ダンスパーティーとかは楽しかった。かなり、アランも攻めているのにリョウは気にしない鈍感主人公ぶり。魔法世界の隙間をつく商売。腐敗魔法から酒を作るとは。私も腐敗魔法ならヨーグルトとか作れるじゃないかと思っていたけど、使えない魔法を使い盛り上げていくのは、面白い。しかも、リョウが使えるかもしれない魔法が出てきたり。魔物が攻めてくる。これからが楽しみだ。2019/03/01
えびちり
4
個人的にはどんどんと面白くなっています。世界とその歪みが見えてきて、いつかその矛盾がぶつかり合うだろう不穏さがたまらない。特に主人公の周りは魔術師が多いしなあ。シャルちゃんがとてもかわいらしいです、彼女の忌まれた力にも使える方向性が見いだされてよかったよかった。…でもそういう方向に使えるのなら、ものすごい無限に可能性広がりますよね。魔術師はブラックで可哀想と思う部分もあったけれど、ある意味すごいしたたかなんだろうなあ、その歪みは普通貴族たちに皺寄せきてるっぽいけど。2017/04/07
ちかぞお
4
前巻がちょっとなーと思って、買うのを躊躇したんだけど、今巻は面白かったと思う。リョウちゃんが相変わらずハイスペックな割には残念で、アランが可哀想ではあるけど、今巻では商売を開始したことで、学校の中と外で活動していくので、活動範囲が広がったし、学年が上がって時間の流れが速くなったからか、サクサクッと話が進みます。けど、最後に何やら不穏な雰囲気が。頑張れ、カトリーヌ様(笑)2016/12/26
