内容説明
異世界転移したクロツハルトは、マリシェ姫の宮廷教師として成果を出していた。
勉強しないことで有名だった彼女は真剣に帝王学に取り組み、その才能はめきめきと伸び、周囲からも称賛され始めていた。そんな中、有力貴族によるマリシェ姫暗殺計画が実行されたが、マリシェ自身とハルトの知識と機転によって、危機は回避される。その恩賞にハルトはロイツェン大公から爵位を授かった。
やがて彼の教育のお陰で立派になったマリシェの成人の儀が行われ国内がお祭りムードに包まれる中、隣国たちの陰謀が交錯する。
グライフ帝国が戦争を起こし、ロイツェン公国の隣国、パルネア王国にまで攻め込んできた。王国を手中に収めた帝国が次に狙うのは当然、マリシェやハルトがいるロイツェン公国で……。
「姫、本当の名将は戦争になる前に相手を敗北させます」
帝国との戦争でマリシェを活躍させる為に、ハルトは軍師として目覚ましい働きを見せる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃え尽きタコ
24
歴史、軍事系の話が多いのにスラスラ読めたの珍しいな。苦手分野なのに2023/11/24
おかちゃん
1
都合よく大団円てな感じですが面白かったので良いです。 次作が楽しみです。2022/01/26
阿悠
0
どんどん生徒が増えていくー。そして一気に時間が進んだな。姫の成長ぶりを見るのが楽しい。これからは実践編となるのだろうか?どう展開していくのか、続きが気になる。2022/07/06
gimmitch
0
お漏らし姫、ミリオタ姫、ポンコツプリンセス。マリシェへの熱い風評被害。2022/03/11
MasakariR
0
大公の「引退したいだけに決まっている」が大好き2020/03/25