内容説明
「女神とか神とか異世界召喚しすぎ! こんなの不公平だ!」。とある異世界、そう考えた邪神達は、神々に対抗し自らも異世界召喚を実行。こうして呼び出されたのは、邪悪な笑みが印象的な少年・黒井幸助だった。底意地の悪さを買われた彼は、邪神達から力を授かり魔王となるが、自分の性格を冷静に考えて、ダンジョンを作る事に。こうして、今日も間抜けな冒険者達に、幸助と配下の魔物達が仕掛ける悪辣な罠が襲いかかる! 「小説家になろう」で大人気! 冒険者らをあざ嗤い、負のエネルギーを回収する鬼畜魔王によるダンジョン経営物語が、いよいよスタート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nawade
5
★★★★☆ Web版未読。勇者達に対抗するために底意地の悪さを買われて邪神に召喚された少年がダンジョンマスターとなり、冒険者をいたぶることに邁進するダンジョン経営物語。予想外に面白かった。ダンジョンに入り込んだ冒険者は殺さない。しかし、徹底的におちょくり嘲り笑い倒す。人の醜さ、浅ましさをここまで痛快に描いた作品はなかなかない。笑いが止まらなかったけど性格が悪くなりそう。この巻でのMVPはディルク!2022/01/30
ご主人様見習い
3
異世界のダンジョンマスターになった主人公が迷宮で冒険者に悪戯する話。短気な女エルフの反応を楽しむ感じ。2019/01/11
eucalmelon
2
世の中、正か邪かどちらかに割り切れるものではない。邪神の親玉(リーダー)も元神。幸助は冒険者を殺そうとしていない。案外、縄張り争いのとばっちりかも。人界も情報操作は気付いていないだけで昔からよく行われている。さてさて、加護が強化されるのは、勇者がダンジョンにいくからだろうか?2021/02/26
みしぇるしゅーまは
2
性格の悪い主人公がダンジョン経営する話。話はサクサク進む。内容はうすーいけど、ライトノベルらしいかも。箸休め的な。2019/12/27
yuhta
0
Web版未読。主人公は他人の不幸が何より好きだった。そこを見込まれ邪神に異世界召喚され、現在正のエネルギーに傾いた世界に負のエネルギーを足し、正負の天秤を均衡に保つよう頼まれる。そこで主人公は侵入者を殺さず辱めたあと放り出し何度も挑戦させる事で怒りや悲しみなどの負の感情を集めエネルギーとして邪神達に送信する迷宮を運営すれば良いと思いつくーー。邪神とか勇者とか迷宮と聞くとシリアスを思い浮かべるかもしれないがそんなの微塵もなく軽い感じで読める。2022/09/22