内容説明
「俺の人生、雨ばっかりだな……」
“雨男”の雨宮晴真の人生は、いつも雨とともにあった。
いつしかそんな体質にもすっかり慣れ、気づけばもう30歳となっていた晴真。日々の仕事に疲れ切ったある日の帰路、晴真は急に意識を失い倒れてしまう。
目が覚めると、そこは見知らぬ異世界だった。そして晴真は、その世界で衝撃の事実を知らされる。なんと晴真の“雨男”体質は、とても希少な“魔法”だったのだ!
いままで自分の人生を苛んできた“魔法”と正面から向き合った晴真は、新たな世界で出会った人々との触れ合いを通じて、この世界で自分の居場所を見つけていくのだった――。
大人気シリーズ『治癒魔法の間違った使い方』のくろかたが紡ぐ、三十路男の「適材適所」なスローライフファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Abercrombie
4
雨男体質=天候魔法だったという設定は面白いし、ほのぼの系のストーリーは気楽に読めるが、天候魔法で何をするのかと思えば野菜を作るのみ! 襲ってくるのは(野菜を狙って)ウサギだけだし!2020/11/28
ちいたけ
2
雨男は魔法使いだった、てか。農業始めます。2018/06/23
速水 僚
0
読み放題。雨男は雨の天候魔法使いだった。 ってそんなんあり?日本で実は魔法使っていたというケース。何らかの事情で異世界に送られ自分の体質が魔法だったことを知る。転生や転移によるチートではなく元々持っていた能力というのが珍しいかな。 闘いもなくのほほん農家は私としては好きな展開です。2022/10/19