ガガガ文庫<br> 編集長殺し 2

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ガガガ文庫
編集長殺し 2

  • ISBN:9784094517309

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内容説明

きびしい検閲をかい潜り、第2巻登場!!

「最近思うんだけど、ギギギ文庫よりいいレーベルってなくない?」

ギギギ文庫編集長は幼女です。今日はどうやらギギギ文庫(=自分)を褒められたい気分のご様子。
「そ、そうですね……」なんて心にもない相槌を打ってしまった私は、編集部一年目の川田桃香です。
でも仕方ないのです。今日こそ、この渾身の企画を編集長に通さなければ……っ!


――企画を通すための編集長の機嫌早見表ほか、部数マジック、テンプレ論、差し入れなどなど、業界の役立つ知識が盛りだくさん!
そして全編集者の敵、“やつ”も現れる……?

「塩まいて塩ォ!」現役☆美少女編集も荒ぶる編集部るぽラノベ第2巻、ここに校了です!

※「ガ報」付き!

※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

60
前巻の内容かなり忘れちゃってたけど、問題なく入っていけた。レーベルを弄っておちょくってたり、出てくる作品や作家の元ネタがなんとなく見当が付いたり。といった調子で攻めてるとこは攻めてる感じ。けれどもユーモアのセンスがブラックなものではなく、ホワイトなので緩い系の可笑しみがある。コメディー系の小説を読むのも久しぶりで、程よく脱力出来た。終盤、チョロっと新キャラ出たが活躍は次巻持ち越しかな?2018/04/19

ばたやん@かみがた

27
可愛い女性編集者達の姿に騙されそうになるが、やってることはブラック企業そのものじゃないか。余りマジに取るのは野暮とは言えその点で楽しめなかったなぁ。2018/11/12

むっきゅー

27
大爆笑!通勤電車で読んだらダメなやつなのに、忘れてた。笑うの我慢して脇腹ピキッてなったわ。本作、わりとマトモな新人編集者の川田が、ザ・ブラック企業「ギギギ文庫編集部」で、クセが強い編集者と超コワイ幼女の編集長に囲まれて、必死に生きていく物語。今巻は、ギギギチャンネルの告知、領収書バトル、決算対策で「我ガイル」2月発売を死守する話、書店販促対決等おもしろかった。せりふ回しとかテンポとか最高。そして、伏線がビシッと決まった第9話がいい話でした。さらに、あとがきもぶっちゃけすぎで爆笑。エア謝辞、拡げすぎ!!!!2018/04/24

たこやき

18
1巻よりも、ラノベ、編集部あるある的なネタが充実した印象。例えば1編目の紹介文。個人的に、本選びは表紙よりも、紹介文が気になる質なのでそれを巡るアレコレは面白かった。……ただ、作中では、おっぱい談義になってるけど。公称発行部数の話は、素直に「へー……」という感じ。まぁ、多少、盛っているんだろうな、とは思いつつも、編集者と編集長の盛り合戦(途中、なぜか下がったりする)に笑いつつ、オチに大笑い。個人的には1巻よりも楽しめた。2018/06/23

真白優樹

13
相変わらず真っ黒な編集部で、一線ギリギリのお仕事を繰り広げる今巻。―――売る為だったら、大切なものも無視しましょう。編集者に嫌悪される厄介者、テンプレの論理、書店周りの極意、部数に関する黒い一面。まさかの二巻たる今巻、これは語っていいのだろうかという裏の事情が濃さを増しており、いい意味で酷い物語に更に進化しているが、それ故にシュールな笑いが更に湧き出る巻である。あの作家さんの裏事情であろう側面も明かされる中、少しだけ成長し前へ進む川田。次の年度、現れた更なる問題児は何を起こすのか。 次巻も楽しみである。2018/04/18

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