内容説明
『強制憑依召喚』。
それは異世界から召喚した人間に魔物を強制的に封印し、その人間ごと封印した魔物を倒す術式。
通常の手段では勝てないドラゴンを倒すために、人類が編み出した禁断の大規模魔法である。
ブラック企業勤務だった小暮幸久は、徹夜続きのある日、『強制憑依召喚』により異世界へと召喚された。そんなユキヒサの体内に封印されたのは古竜・ヴェノ=イヴェバール。
『強力なドラゴンである我を名も知らぬ異世界人ひとりの命で討伐できるのだぞ? 何があろうと我を殺そうとするであろう。生き残るために我と協力しないか?』
「それって断れない状況じゃないか? 俺だって死にたくない」
こうしてユキヒサとドラゴン・ヴェノの逃亡生活が始まった。
稀代のストーリーテラー、アネコユサギが描く異世界逃亡劇、いよいよ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハーレクイン@低浮上
26
あまり好みの作品じゃなかった。読む人が読むと面白いと思うが、私はあまり好きではなかった。以上!2020/07/02
eucalmelon
3
強大な魔物を倒すための道具として召喚するというパターンは、なかなか斬新!呼ばれる方はたまったものではないから、敵の敵は味方の論理になってもおかしくない。ましてや相手が話の通じる竜ならなおのこと。 とはいえ、召喚後、まず美少女に出会うなんぞ、意外に運がいいのかも。ブラック企業ともおさらばできたし。指名手配されるにしても、なーんか強くなってきて希望が持てそう。2020/10/26
ちいたけ
2
その料理スキルはヤバイ。(笑) 毒使いでよかったな。2018/05/22