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内容説明
第三部「領主の養女」アニメ化決定!
アニメーション制作:WIT STUDIO
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
【あらすじ】
本を読むため、本作りに邁進するマイン。マインの病気は「身食い」というものだった。治すには多額のお金が必要だと知ったマインは、「まだ生きていたい」と、これからも元の世界の知識を売っていくことを決意する。しかし、そんな想いとは裏腹に身食いの熱は日に日にマインの身体を蝕み、商談の最中突如気を失ってしまう――。
本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
82
この巻はマインやルッソの将来の生き方について考えたり、マインの病気について家族会議になったり、シリアスな要素の強い巻。どうしても重い印象になってしまうが、これからの展開が暗さを跳ね返す、希望に満ちたお話になっていくことを信じている。まだ紙作りの段階で本ができるのは、まだまだっぽいけれど、いつかマインが自作の本を手にする日がくるのも待ちたい。2019/10/12
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
43
再読。2021/09/01
exsoy
28
家族会議。さめざめと泣く姿は胸にくるものがある…2021/02/25
瀧ながれ
28
「家族会議」の章がやはり存在感があった。原作はもうそんなことは過去の出来事になっているので、すこし不思議な心境になったけど、文章では描ききれなかった四人の表情を見ると、やはり込み上げるものがあります。ルッツと母親との会話もよかったな。親って、子どもはいつまでも子どもだと思って、意外と話半分に聞いてるんだ。ちゃんと意思が伝えられて、一歩前進ですね。マインとベンノさんの会話が、交流も交渉も楽しくて、この頃の壁のなさがいいなあ。番外編の、マイン・ルッツ・ベンノの雰囲気も信頼感があたたかくてよかったです。2018/02/24
わたー
21
★★★★★第1部を読んだのは随分前になるので、家族会議回のインパクトが凄かった。家族から離されてただ生きているだけの生活をおくるのではなく、たとえ1年しか保たないとしても、大好きな家族に囲まれて生きる。言葉にするのは容易いが、そこに至るまでの覚悟とその覚悟を抱かせるに至った確かな絆が素晴らしく、ちょっと泣いた。改めて、ステキなコミカライズだと思う。2018/02/24