内容説明
相変わらず怠惰なダメ学生・久瀬。別れたはずの真央から届く手紙を密かな楽しみに、低調平穏な青春を謳歌していた……はずが、バイト先の無口な後輩はなぜか自分にだけデレて、サークルの同級生とは妙によく二人きりになり、隣室に越してきた少女はやたら部屋に上がり込んで――「肉じゃが、作りすぎてない?」さらに真央からも遠回しなクリスマスデートの誘いが。イブの夜、全方位から襲い来る告白フラグを前に、久瀬が選ぶ運命の相手とは?【新ヒロイン3人のキャラクターラフイラストを収録した電子特別版】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロロシ33
45
最後まで読んだけど、途中はよく分からなかったし、つまらなかった。 俺の読解力がないから。 2020/03/22
ツバサ
21
まさかの続き。1巻で終わるのか続いた方が良いのか迷ってたけど、2巻読んだら続いて良かったと思います。直樹も美少女達も捻くれてて灰色の青春だ。要所要所に直樹の真央への想いが漏れてて、最後の落ちにホッとしました。やっぱり、真央がいないとダメだな。あと、口絵の由依ちゃんフィーバーは最高でした、癒し。 続け。2018/01/05
かわゆきか
20
まさかの続編にびっくりでしたが、タイトルは恥ずかしいので変更して欲しかった。前巻同様モヤモヤして煮え切らない話なのに、読み終わったら何か良かったって思えるのが不思議。2018/01/14
水無月冬弥
17
愛の物語なんだけど、誰も彼もねじくれて、しかも、サイコなストーカー女が関わってくるので、よけい話がおかしな方向に。いろいろドタバタしたけど、真央成分が足りない、理沙さん、まじサイコ。2018/01/03
真白優樹
14
相変わらずの低調な青春を送る中、聖夜に幾つもの告白が連鎖する今巻。―――愛は綺麗なんかじゃない、もっと激しくて苦しいもの。不法侵入を持ち味とする隣人も登場し、更に久瀬君を取り巻く愛が絡まり合う今巻。この物語に出る愛は、決して綺麗なものではない。皆、只一人を独占したいが故の手段を選ばぬ、欺瞞と身勝手な愛に塗れた愛を持つ。綺麗な物語であれば負の側面として語られる形の愛。だがそんな愛も一途という観点なら純粋で、真っ直ぐな愛の形である。そんな更に深まった愛があるから面白いのである。 次巻もあるなら楽しみである。2018/01/02