ガガガ文庫<br> やがて恋するヴィヴィ・レイン 4

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ガガガ文庫
やがて恋するヴィヴィ・レイン 4

  • ISBN:9784094517019

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内容説明

ついに革命の時を迎えるガルメンディア……。

 ガルメンディア王国に戻ったルカは王女ファニアとの約束を果たすため暗躍を開始した。テラノーラ戦役、ウルキオラ暴動、ドル・ドラム戦役で傑出した戦果をあげたことにより、ルカは民衆からの絶大な支持を得て、反体制勢力の中心人物へとのしあがっていく。しかし一方のファニアは王政に身を捧げる覚悟を決め、ルカに蜂起を思いとどまらせようと煩悶していた。ふたりの思いはすれ違ったまま、王国はついに革命のときを迎える――。

「世界を救う気なんてない。ただファニアを救いたい」

風雲急を告げる恋と会戦の物語、第4巻。

※ガガガ文庫PR付き!

※「ガ報」付き!

※ガガガ10周年電子特典!シリーズ既刊すべてのカバーイラスト付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

50
第一部完。ルカとファニア、2人の想いがすれ違いながらも革命の時を迎える話。犬村小六先生はファニアの事が大好きだから(白目)息つく暇も無い疾風怒濤の展開、そして衝撃的すぎるラストに圧倒されあっという間に読了です。余りにも凄過ぎて読後暫くは呆然としてたわ。5年ぶりの再会からのあれはアカン。思わず呻いてしまいました。ヴィヴィレインも絞られ、アステルの時間も残り僅かとなった訳ですが、果たしてここからどうなっていくのか。ファニア殿下大好きという先生の言葉を信じて、第2部を心待ちにしたいと思う。2017/09/20

よっち

44
王女ファニアとの約束を果たすため王国に戻ったルカ。一方の王政に身を捧げる覚悟を決め、彼に蜂起を思いとどまらせようとするファニアとはすれ違ったまま、王国はついに革命のときを迎える第四弾。立場を違えていてもお互い胸に秘める約束への想いと、燃え上がってゆく革命への流れ。かなり厳しい状況を乗り越えついに果たした五年ぶりの束の間の邂逅にはぐっと来ましたが、そうそう上手くは行かないですね。ミズキもアステルがそれぞれ思うところも気になる中、相変わらず厳しい立場のファニアですけど著者さんの言葉を信じてますよ?続巻も期待。2017/09/20

さばかん

41
時はきた、それだけだ。      いまこそ革命のとき。      まぁそれは置いといて、やっぱり気になるのはミズキのこと、アステルのこと、ヴィヴィ・レインのこと。今回で少し真に迫った感はあるが、まだ核心には至らず。     とりあえずは目の前のファニア。    闇に堕ちたルカ。     革命の次は、世界大戦だ。      はやく次が読みたくて感想とか書いてる場合じゃない。2019/01/24

むっきゅー

32
1ミリも「ライト」な要素がないライトノベルの第4巻。ついにルカの革命が成功し、新国家が樹立する怒濤の展開!前半のまったりした展開に油断してたら、後半のジェットコースターの様な展開に、感情が揺さぶられすぎて、次のページめくるのが怖いまであったし。特にラストはきつい。。。ファニアが不幸過ぎて、ミーまで鬱入りまくリングだよー!王候貴族はまんまと逃げ出すは、ジェミニの野郎はDio以下のグズだし、フラストレーション溜まりまくり。そして、ここで次巻発売まで待たされる読者は、何の放置プレイを受けてるの?2017/10/21

異世界西郷さん

32
読んでいる途中までは、「こんなトントン拍子に革命が進んで大丈夫なん? 」と思いながら読んでいましたが最後にそう来ましたか。せっかくすれ違っていたファニアとも再会できたのにこの展開は厳しいですね。ジェミニの嫌がらせも、ここまで執念深いと嫌悪を通り越して笑えてくるから不思議です。ただ、今回でヴィヴィ・レインの謎について一歩前進した感じもあるので(あまり焦点が当たりませんが、そっちがこの物語の本題なんですよね……)こちらもどうなるのか気になるところです。2017/09/25

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