角川ビーンズ文庫<br> ドイツェン宮廷楽団譜 嘘つき恋人セレナーデ【電子特典付き】

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

角川ビーンズ文庫
ドイツェン宮廷楽団譜 嘘つき恋人セレナーデ【電子特典付き】

  • ISBN:9784041050002

ファイル: /

内容説明

正式な“おつきあい”も始まらず、第三楽団員選抜でも、ミレアをコンマスに選ばないアルベルト。そんな時、天才指揮者リアムがミレアを自分の選抜団員に指名する。受けた彼女はアルベルトに、ある勝負を持ちかけ!?
【電子限定特典】
本編終了直後のミレアとアルベルトの車中の様子を描いた、永瀬さらさ書き下ろしショートショート!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶よ花You

34
逃げて、突き放して、でも捕まって。ならばと腹を括ったかと思えば、逆に逃げる子羊を追い回して、捕まえて、幼気な少女を容赦なく口説き落とす。大人気ないよ、アルベルト(笑)。ミレアのバイオリニストとしての育て方と手に入れ方を理解したアルベルトは、前巻と比にならない程あざとく甘い。まさか続編が出てくれるとは思っていなかったこの作品は、ミレアのこれからのバイオリニストとしての成長を予感させ、また、恋人になっても結婚しても互いへの想いで翻弄され続ける二人の姿を想像させてくれる物となりました。甘味として美味な作品。2017/07/17

よっち

33
第三楽団員選抜でアルベルトはミレアを選ばず、ライバルの天才指揮者リアムが彼女をコンマス指名。二人の指揮者の楽団が同じ曲を演奏する最終選考で、ミレアがアルベルトに勝負を持ちかける第二弾。アルベルトに告白しようとするものの空振り続きで、一方でリアムの急接近で混乱するミレア。とはいえ何だかんだ言っても二人は結局はお互いしか見えていなくて、勝負もうやむやになってお約束の甘々な展開になってゆくのには苦笑いでしたけど、最後は親友のフェリクスがおいしいところを全部持っていきましたね。また続刊あるなら読んでみたいです。 2017/12/08

ぐっち

27
アルベルトとミレアが甘すぎる!今回は当て馬指揮者のリアムも登場、他のメンバーの出番も増えて楽しかったです。続いても続かなくてもいいような終わり方で、来月はこの作者さんの別のシリーズ?の予告が出てますが、こっちはこっちで続きを読みたい~!2017/08/05

Piichan

25
アルベルトが第三楽団の選抜に負けた展開が意外でした。バガーニ国際バイオリンコンクールの話も読んでみたいです。 2017/07/29

すがはら

19
アルベルトのツンデレからの開き直りが良い!周囲に遊ばれ、突っ込まれても、一度体勢を立て直せばもう怖いもの知らず。力業で押し進む様が素敵です。選抜はフェリクスとアルベルトが二人で逆転するところを見たかったのですが。続きはないかも知れませんが、まだまだアルベルトの上から目線な口説きっぷりが見ていたかったなとあとを引く読後感です。2017/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11934528
  • ご注意事項