内容説明
南の地の呪いを晴らし、凱旋した葵を待っていたのは、天神屋の温かくも大忙しの日々! 新しいおみやげを考えたり、秋祭りの準備をしたりと奮闘するなか、大旦那様から果物狩り(デート!?)のお誘いを受けて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
156
葵と大旦那様の果樹園デート、天神屋の新作お土産の開発、女従業員達との鍋パーティー等、紅葉色づく秋の天神屋での日々が始まった葵の物語の第六巻。葵とのデートにはしゃぐ大旦那様が可愛らしく、山林檎のフルーツピザや栗おこわ御膳といった秋の味覚満載の料理作りに精を出す葵の料理好きも加速中。葵と大旦那様との間に娘が出来たらこんな感じかなと二人の面影を持つ娘に変化したアイちゃんに大赤面したり、大旦那様に抱き締められて真っ赤になったりと、最初は嫁になる気はないと言っていた葵が大旦那様を更に意識している様子にトキメキました2017/10/29
た〜
100
今回も飯テロ目白押し。タイトルから新キャラ登場かとおもいきやそうでもなかった。今回は大旦那様猛アピールでした。一方で銀次さんはいささか影が薄かった気がする。銀次さん派には物足りないかもしれない。細かな事件が幾つかあり、直ぐに解決、と思いきや最後の最後でドカンと大事件発生で次巻に続く2017/05/18
ひめありす@灯れ松明の火
95
鬼嫁(母は強し!)による細腕暖簾繁盛期もついに六弾。一つ季節を進める度にあやかしからの信頼も増えて、もう天神屋でも折尾屋でももしかしたらその他の場所でも葵は生きてゆけますね。一方の大旦那様は不安定そう。その頭から生えているのは鬼の角だろう!犬の耳じゃなかったはずだ!と思いました。寂しいお別れもあって、でも、彼女の言葉はいつも存外正しいから、再会はそんなに遠くないでしょう!作りたいのは鮭フレーク。只の焼鮭ほぐしよりも脂っぽくて味も濃いのでご飯にぴったりだけ余り日持ちしないので、食べたい分だけ作れたら嬉しい。2017/12/31
ひさか
93
2017年5月富士見L文庫刊。あまり変わり映えのしない話が続いて、マンネリかな〜と思っていたら、ラスト数ページで、とんでもないことに。うーむ。次が気になる。2017/07/13
hirune
74
【Kindle】大旦那様と葡萄&林檎狩りついでに山賊退治したり、ぶりしゃぶを囲んで女子会したり、仲居の狸娘 春日がお嫁入りでお宿から去ったり 秋祭りで盛り上がったり、大旦那様と少しだけいい雰囲気になりかけたり。こういうまずまず平和な日常を過ごしていると、最後の最後に あの…あいつが…来て大波乱の予感で終わるのよ!そんなことだろうと思ってたさ。。次が気になって仕方のない終わりかたでした^^;2017/11/10