内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
池坊いけばながひと目でわかる必携の入門書。年中行事や季節を象徴する花といけばなを紹介する。立華・生花・自由花の枠を越えて、花といけばなに日々親しむためのアイディアと知識をふんだんに盛り込む。
目次
1 季(とき)
2 夢
3 愛
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
1
まず、P17掲載の「節分の花」に目を奪われました。南天の実を節分の豆に見立ててカラーワイヤーに刺し、そのワイヤーが色んな方向へ伸びていて、まるで節分の豆があちこちに元気良く飛んでいくみたい。子どもたちが「鬼は外」「福は内」と元気良く叫び、豆がパラパラと落ちる音まで聞こえてきそうな作品。「鬼は外」の声で、マックロクロスケが家から飛び出ていったみたいにも見えるので、メープルの実にこういう使い方があったんだ!と嬉しい驚きを覚えました。こんな風にその時々にふさわしい生け花が出来たら、見る人を笑顔に出来そうですね。2017/04/29