講談社キャラクター文庫<br> 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ

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講談社キャラクター文庫
小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ

  • ISBN:9784063148763

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内容説明

クリスマスイブの夜、再び悪が目を覚ます。過去にロイミュードに操られ、犯罪を犯したものたちが次々と刑務所から脱獄。アメリカから帰国した詩島剛は、元特状課に合流し、事件解決に協力する。捜査を進めるなかで、明らかになる驚愕の真実。そして、剛が仮面ライダーマッハに変身することになったきっかけとは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

21
積読消化。本編終了から二年後。全滅した筈の機械生命体・108体のロイミュードの模倣犯罪の多発に再び召集された特状課と、そこに抱えていた過去の因縁を感じて事件に挑む事になる仮面ライダーマッハ=詩島剛の闘い。姿なき指導者「私」と剛のモノローグが交差する中、剛と意外なヒロインが抱え、対峙する因縁と乗り越えるべき壁が浮かび上がるややトリッキーな構成。番組プロデューサーであった大森のプロットに、多くの本編脚本を手掛けた長谷川の監修が入った造りで、拙いところが無いではないが読める作品だった(以下コメ欄に余談)。2016/06/09

GM職員

20
Let's…変身!─『仮面ライダードライブ』後日談となる小説。その主役はドライブではなく、二号ライダー・マッハこと剛!明らかになる剛の過去と、これから進むべき道。身を挺して護られ生き残るというのは、大きな後悔も残るよなぁ。特にチェイスに心を開いておけばという想いが、今回犯人への手がかりとなるのが剛の成長だ。想いが走りすぎるのは変わらないような、変わらなくてもいいような。繰り返すのは後悔と反省。三歩進んで二歩下がって、それでも前に進まなくてはならないのがチェイスやハート達に対する人間の責務なのだろうな。2021/12/31

緋莢

20
ロイミュードとの戦いが終わってから2年後の話。主役は仮面ライダーマッハこと詩島剛。警察を挑発するような犯行予告動画がネットにupされ、元特状課のメンバーが招集されます。最低のクズだった父親に翻弄され、ロイミュードに激しい敵意を燃やした故にチェイスを「ダチ」と認められなかった剛。後悔と同時に「人はやり直せる」という想いを抱えて、事件解決に挑みます。仮面ライダーは終盤まで出てこないので、その辺は物足りなかったですが、ロイミュードとの共存の可能性を見れたのは良かったです。 2018/08/04

maito/まいと

12
マッハVシネマにつながるドライブ小説版にして、マッハスピンオフ。TVシリーズの登場人物ほぼ総登場で、解決した事件や犯人をなぞる展開は、派手さはないけど安心して読める内容。大森Pは作家じゃないけど、しっかり書ける題材で望んでくるあたり、流石としか言いようがない。文章レベル云々より、ジェネシスもきっちり回収し無理なく次へつなげたその構成力は見事。2016/04/22

LUNE MER

11
本編では最終話でベルトさんを封印し、仮面ライダーに変身できなくなったメンバー達。その後も劇場版にゲスト出演する度に、やれ実は今日この日に必要になるということをベルトさんが予測計算していただの、神様になったので何でもありの先輩ライダーにベルトさん発掘されるだの、なんだかんだで変身できる展開にはまぁ大人の対応をするわけであるが、本作は本当に変身できない状態で、本編の数年後に発生する事件を描くところが正当な続編というテイスト。最後の最後でようやく変身するマッハ。しかし、プロトタイプなので稼働時間は5分!熱い!!2020/04/16

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