内容説明
扶桑皇国のエース・ウィッチ管野直枝はペテルブルグに設置された502JFWに招集される。時を同じくして着任したクルピンスキー、ニパに対抗心を燃やした管野は、部隊内で撃墜数を競い合う毎日を過ごしていた。「てめえら、人の獲物を盗るんじゃねえ!」戦果を焦り連係が上手く取れない3人の前に、かつてない超大型ネウロイが襲来し!? 『艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!』を手掛けた俊英、築地俊彦が贈るウィッチーズシリーズ最新作! TVアニメ『ブレイブウィッチーズ』前日譚にして、第502統合戦闘航空団誕生を描いたもう一つの物語が幕を開ける――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
†漆黒ノ堕天使むきめい†
8
前日譚でしたね。こうやって仲が良くなっていったのかー。もう少し前に発売しておいても良かったような気がします。姉ではなく、妹が配属された直枝の気持ちが分かるようになりますしね。2016/11/27
星野流人
7
可愛くて熱い、だからこそストライクウィッチーズシリーズはおもしろい。この作品も熱血あふれる直枝の空回りや友情やらがてんこ盛りで、素晴らです。アニメシリーズの前日譚なので、ブレイブウィッチーズ未視聴の方も是非に2017/01/10
イエロータイガー
4
見事でした。 直枝、クルピンスキー、ニパの掛け合いは、心地よく惹き込まれます。 アニメ前日譚としても良いですが、単品作品としても十二分に良いです。 主役三人と、作品世界特有の雰囲気・空気感の中にしっかり浸れる、良い本です。2016/11/27
辺野錠
3
配給のチョコレートを心待ちにしたりそれを使って賭けをしたりストライカーユニットの修理で整備兵と駆け引きしたりとアニメでは描写されないウィッチの生活が生き生きと描写されているのが良かった。ウィッチやネウロイを信仰する新興宗教やネウロイとの戦いの地域による温度差など前線以外の世界観についての描写が掘り下げられるのも興味深いポイント。ストーリーは功を焦って先走る管野直枝がニパ&クルピンスキーとチームになっていくという展開が良かった。ラル隊長が戦うのもさりげなく貴重。定子とジョゼはどう加入するかで続きも気になる。2017/09/04
Tatuyuki Suzuki
3
今までのキャラがわかると名前がわかると面白い本でした。それとそれぞれキャラが濃いのでよかったです。雁淵などが出てこないんで次が楽しみです。2017/01/26