角川スニーカー文庫<br> 特命生徒会 特別に命を奪うことを許可された生徒会

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角川スニーカー文庫
特命生徒会 特別に命を奪うことを許可された生徒会

  • ISBN:9784041042953

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内容説明

「嫌いな奴の名前を書けば、【特命生徒会】が殺してくれる――」全国の学校で噂される、その組織は存在する。
【特命生徒会】の会員・渡刈岬は、任務達成率100%の暗殺者。
【生徒会長】黒沢雛藻の救出を命じられた岬は“豚小屋学園”に潜入するが、そこは外界から遮断された「監獄」で!? 
雛藻と共に豚小屋からの脱獄を試みる岬の前に、彼女を狙う暗殺者が次々現れ……。
「必ず殺す」――殺し文句が響くとき、暗殺者たちの死闘が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

23
特別に命を奪うことを許可されてるという「特命生徒会」の会員渡刈岬は、特命生徒会の生徒会長,黑沢サンジェルマン雛藻の救出を命じられ、「監獄」と化している豚小屋学園に潜入する。そして雛藻と共に脱獄を目指すも、次々に刺客らしき人物が襲来し…。日日日さんの久々のラノベ新作。異能力バトルものだけど、容赦なく死んでいったりと血なまぐさく,濃厚で、日日日さんらしい作品だったね。殺しを許された集団の中で、位階というグループ別で監獄学校を舞台に戦いが繰り広げられると、異能力バトルも見ものだったけど、誰が敵か誰が味方か…→2016/06/01

水無月冬弥

11
#ラノベ 久しぶりの日日日作品だけど、あいかわらずのぶっとんだ世界&頭のねじが微妙に切れたキャラばかりであった。面白いのだけど、なんとなくたんたんと物語が進んでいくので盛り上がりにかけたかな。たぶん、巻を増すごとに面白くはなるとは思うんだけどねえ2016/06/08

真白優樹

11
都市伝説的暗殺組織の会員の少年が会長の少女を救う為監獄が如き学園に潜入する物語。―――何の為に、誰を殺す? 誰が敵で誰が味方なの? そんな事もわからない状況の中で生まれたばかりの少年は守る為に戦う。そんな彼に襲い掛かるのは何度も流転する状況と、自らと起源を同じくする力を持つ者達。容赦なく、誰もが死んでいく救いのない世界の中で純粋無垢と言える少年は空の器の中に自らという水を満たし変わっていく。例え世界の全てから死を願われても追われても、それでも少年は少女と共にどこまでも生きていく。 次巻も楽しみである。2016/06/04

あさい

9
生徒会長と一緒に逃避行する学園モノ(非常に嘘っぽいあらすじ)。これは良い少年少女。情緒の育っていない少年と、しっかりものの女の子の組み合わせは良いものだ。決まり文句を言うと一種類だけ魔法のような奇跡のようなものを使える特殊な人たちのいる世界で、主人公がとある学園から生徒会長を連れて逃亡するものだたり。一種類しか特殊能力が使えないので、相手の特殊能力は何かだとかどう活用するのかとか読んでて面白かった。なんとなく、これからの二人にはまだまだ波乱が待ってるぜ!という雰囲気なのでどうなるかは楽しみ。2016/06/13

nawade

8
★★☆☆☆ 都市伝説的暗殺組織”特命生徒会”の会員・渡刈岬は生徒会長:黒沢雛藻の救出任務により、とある学園に潜入するも、異なる位階の特命生徒会に狙われることに。ここに暗殺者vs暗殺者の死闘の幕が上がる。日日日さんらしい無慈悲な世界観。今回は癒し要素も少なく、ひたすら歪な生い立ちの者同士がしのぎを削る展開の連続でした。そのため却って平坦な印象を受ける。もう少し主人公の成長なりを実感できる描写があればもう少し盛り上がったかも。2016/06/01

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