電撃文庫<br> ヘヴィーオブジェクト バニラ味の化学式

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電撃文庫
ヘヴィーオブジェクト バニラ味の化学式

  • 著者名:鎌池和馬【著者】/凪良【イラスト】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • KADOKAWA(2016/04発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048657648

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内容説明

中米に墜落した輸送機救出ミッション――。敵国が領有権を争うホットエリア、灼熱の太陽、無数の地雷、オブジェクト配備……そんな極悪環境のコンボの中に放り込まれたクウェンサーとヘイヴィアは、毒づきながらも砂漠の地雷原を突破していく。 「せめてトップレスの姉ちゃんでも待っててくれりゃあマシだったものを……」  だが彼らがそこで発見したのは、世界を汚染する合成化合物『カラフルバニラ』。  そして薬物の出所を巡る戦争の最中、『正統王国』の有力貴族にしてヘイヴィアの美人妹・アズライフィアが部隊を電撃訪問し……?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yobata

33
地雷原に墜落した正統王国輸送機の救出ミッションに駆り出されたクウェンサー達が輸送機の中で見たものは、栽培されていた薬物だった。自国が麻薬戦争に手を染めていた事実を知ってしまったクウェンサー達。そこにヘイヴィアの妹アズライフィアが現れ…。麻薬戦争,アズライフィア回。正統王国,資本企業の社会に蔓延してるカラフルバニラという麻薬を巡る戦争に巻き込まれるクウェンサー。麻薬発見のリオグランデ戦前の黒服軍のミーナ中尉のワンちゃんプレイは笑えたんだけどね…。蒼き薔薇ことアズライフィアはヘイヴィアと違って貴族然として→2016/02/10

こも 零細企業営業

28
表紙の女。ヘイヴィアの妹なのかよ!?似てねぇぇぇ!!wwしかもかなりカリスマがある。オブジェクトも動かしてしまう。結局はドカーンだけど。。それにしても今回は黒服がバタバタと死んで行くから黒服のシャーロットが死んだのかと焦っちまった。ポッと出のキャラクターだったか、、その黒服が麻薬を流す側だったとかあり得そうでマジで笑えない。そして、知らないでその片棒を担がされてた整備大隊も何気に気の毒というか、、相手のエリートにお姫様が謝ってるし。その後に、ヘイヴィアの妹が大暴れだもんな、、さらに婚約者まで関わって来る。2022/05/21

わたー

17
★★★★★面白かった。今回のテーマは麻薬戦争と100年以上続く貴族同士の対立。いつも貧乏クジばかり引いていたヘイヴィアが主人公な内容。黒幕と一騎打ちするラストシーンは爽快でよかった。ただ、婚約者だけでなく、妹もベタぼれというブルジョワジーを発揮してくださりたがったヘイヴィアは爆発すればいいのに。2016/02/28

UC

14
積みから読了。思い返してみると、ちゃんとシリーズを追い続けている作品ですね。クウェンサーとヘイヴィアの洋画テイストのやり取りが未だにお気に入りです。 今回の巻、麻薬を取り上げた点が個人的に好きでした。ただ、オブジェクトからイマイチ強敵感が出ていなかったような気もします。 あと、アズライフィアが同作者の別作品内に出てきた“赤いイギリス王女”と印象が被るんですよね(笑)カラーリングは対称的なのですが。 2017/11/23

ヤギ郎

14
ヘイヴィアの妹という新キャラが登場。それもなんとかわいいんです(今月の電撃は美人新キャラの登場が多くないですかね・・・)。ヘイヴィアと彼のフィアンセの愛を確かめられた回ですね。クェンサーは相変わらずです。そろそろお姫様を登場させてクェンサーとイチャイチャさせたり・・・2016/03/09

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