内容説明
二年生となったドイルはレオパルドがおかしな仕事を内緒で請けていることに気付く。やがてその発注者である某大物貴族が、学園の秩序を乱している事を突き止めた。「狸爺」とドイルの駆け引きが――今始まる!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
10
★★★ 表紙のもふもふ鳥がピカーシャみたいで可愛い。成長してもモフモフでいて欲しい。内容はドイルが意地悪くしごかれるもので、余り楽しいものじゃなかった。2018/06/24
eucalmelon
3
ドイルへの試練は厳しいがよく考えられている。フェニーチェを与えて魔力を減らす。すると脱出の巨大スライム戦は剣を使った体力勝負になる。結果として精霊が見えるようになる。精霊が見える条件って、なんだ?ピンチになること?体力の限界まで追い詰められること?魔力切れになること?なんとなくセルリーの経験をなぞっているような気がする。ドイルのプライドを巧みについていて、文句を言えないようにしているところも悪辣で愉しい。結果を見ればパワーアップしている。前に「精霊から」とか言っていたから、思惑通りなんだろうなぁ。2018/12/28
織田麻里
3
まぁ、イロイロやっかまれる状況ではあるな。他のweb小説のようにすぐにハーレムになるのと違って、ヒロインが恋の為に戦うのも、好感が持てます。2015/10/03
Ency [L-N]
3
努力と功績が認められ失った信用と名誉を取り戻したドイルだったが、二年生となった彼の下へ妙に舞い込む厄介事、その裏には…、4巻でした。二年生編スタートってカンジの今巻、ドイルを取巻く状況に嫉妬するクレアさんが可愛くて。前巻のアノ騒動を片付けたりしたので、二年次早々から大きな問題ごととかは起きないだろうとか思っていたら、とんでもない! ドイルの事をしっかり認めていて、その上で成長を促す為に色々ふっかける御仁がいたよ、いましたよ!w 以前に見かけた意味深なやりとりは、こういう事だったのかってカンジですなぁ。2015/08/05
葛野桂馬@時津風@ハスター
3
新章突入。評価も安定し、先輩としてある程度の責任も出てきたからか、今までと比べると少し話が大人しいかな。鬼教官がガシガシしごいてくれるみたいだけれど、今後どうなっていくのだろうか。ハニートラップが増えるような展開は勘弁して欲しいところ。大丈夫だとは思うけれど。2015/07/25