HJノベルス<br> 異世界料理道1

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HJノベルス
異世界料理道1

  • ISBN:9784798609652

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内容説明

父親の経営する大衆食堂の見習い料理人、津留見明日太(つるみあすた)は、父親の魂とも言える三徳包丁を火事から救うべく火の海に飛び込んだ。そして気づけば、そこは見知らぬ密林の真っ只中。イノシシにそっくりの野獣ギバに襲われ、『森辺の民』を名乗るアイ=ファという少女に救われた明日太は、そこが異世界だということを知る。ガスコンロも冷蔵庫も存在せず、人々はただ生きるためにモノを喰らう。「食事」の喜びが忘れられた異世界で、見習い料理人が無双する!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

31
…ジビエの荒いミンチ肉のハンバーグ、美味しい、それは美味しい。カバーや口絵の露出高めのお嬢さんたちにちょっと不安になってたのですが、主人公は料理のことばっかり考えてる青年だったので、たいへんおもしろく読めました。異世界で料理する小説が多くなったなか、でかいイノシシのような獣を、血抜きから描くワイルドさが、この作品の魅力になっています。さあて、次は何を食べさせてくれるかな?2015/06/18

ランタン

30
普通に面白い。 ただギバの解体のところとかがきつかったです。2016/04/30

Yobata

30
実家の大衆食堂から火の手が上がり、命より大事な三徳包丁を取りに火の中へ飛び込んだ津留見明日太は気がつくと異世界の森の中にいた。そこで初めて出会った森辺の民アイ=ファの世話になる事になったアスタ。食べれればなんでもいいという異世界に料理を挑む…。異世界に飛んだことの疑問や帰還などはノータッチで未知なる食材を現実世界のどの食材に似てるかを推測し調理していく話で、調理格闘描写がなかなか丁寧に描かれていて、異世界食材でも美味そうに見えた。確執によりはぐれて暮らし,女でも狩りをして生活する男勝りなアイ=ファは→2015/07/27

こも 零細企業営業

29
火事で死んだはずの少年は、気がついたら森の中に居た。その森で出会った森の民の少女と生活を共にするのだが、、森の民には様々な掟があり特に、一部を除いた森の恵みの全てを食す事を禁じられ過酷な生活を行なっていた。ただそれは無知から来る物だった。森の民の生活を楽にしたい、そう願う少年は森の民に料理という小石を投げ込む。2020/11/29

ううち

29
大衆食堂の息子が異世界に飛ばされ…というファンタジーものですが、ギバというお肉などをどうにか美味しくしてやろうと試行錯誤する過程が丁寧に描かれていて、想像もつかない食材ですが美味しそうでした。続きも出ているみたいなので、これ以外の食材の登場とその調理法が楽しみです。単行本は重いので文庫版が出て欲しいな。2015/12/31

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